第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
うたわれるもの 〜戦闘・守護の決意〜
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ンカミヤムカイの第一皇女でもあるウルトリィが信じられないと声を上げる。
「いいえ、「奴」はやります。そもそも、「奴」はハクオロさんがその手で殺せればいいのですから、身の安全など気にはしません」
「そんな・・・・」
「しかし、オレが・・・・させません」
「マイカゼさん?」
「オレはそのハクオロさんって人はよく知らない。だけど、その人がその意志を貫いたのなら、オレはその意志を守る」
「・・・・・・」
「案内してください。その封印の地まで」
「じゃあ、私も・・・」
「エルルゥさんは残ってください」
「いいえ、彼女は必要です。行きつくまでに堅固な扉があり、エルルゥさんでしか開けられません」
「それに俺たちも行くしな」
「は?ちょっと待ってくれ。「奴」は危険だ。そんな危ない所にみんなで行っては・・・」
「行きます」
「しかし・・・」
「行きますよ」
「あーーー」
「我々の意志は崩れません。我々はあの方の封印を見届けたもの。我々は行かなくてはなりません」
「・・・・・まったく、主要人物ってのはみんな頑固なんだから・・・」
「で、どうするんですか?」
「わかった、全員で行きましょう。でも!決して一人にはならないでくださいね!!」
「分かりました」
「では準備の出来次第ここを発ちます。急いだ方がいいですよ」
そうして全員が支度を始める。
「ふう、さて、守るもんが増えちまったな。ははは、いやーまいったまいった♪」
そして数分後、蒔風たちは砦を出た。
to be continued
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