第4話
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……そうだな。それじゃあ―――――!!」
「来るぞ……!」
レイシスの言葉に頷きかけたルークだったが何かの気配を感じ取って血相を変え、ルークと同じように敵意のある気配を感じ取っていたレイシスは声をあげ
「…………………――――!!散って!!」
目を閉じて周囲の気配を探っていたアリエッタが叫んだその時、声に反応したルークたちが散開すると共に天井が破壊され、僅かに人間だった風貌を残した異形の者が落下して来た!
「オォォォ…………」
「な、なんだコイツは!?」
「悪魔?い、いえ、人間!?」
突如現れた異形の存在にルークとルフィナは戸惑い
「その人、元人間、です。変な事、言って、ます。”グノーシス”、と。」
「!!報告にあった教団が開発していた薬物ですか!」
「ハアッ!?」
「な―――あの魔物のような存在が人間だというのか!?」
「まさか――――”悪魔化”!?」
イオンの口から出た聞き覚えのある話を思い出したルークとレイシスは驚き、ルフィナは信じられない表情で異形の存在を見つめた。
「オォォオオォォッ!!」
「チッ、やっぱりこうなるか!」
「早急に制圧するぞ!」
飛び掛かって来た異形の存在の攻撃を跳躍して回避したルークとレイシスはそれぞれ剣と細剣を鞘から抜いて構えた。
「―――”空の女神”の名の元に貴方を浄化します。アリエッタ、ルフィナ!行きますよ!」
「「はい!」」
静かに祈った後号令をかけたイオンの号令にルフィナとアリエッタは頷き、ルーク達と共に戦闘を開始した。
「それっ!!」
「ガァッ!?」
イオン達と共に自らの得物であるボウガンを構えたルフィナは矢を数本を放った。放たれた矢は異形の存在に刺さり、刺さった場所から血を噴出させたが
「オォォオオッ!!」
異形の存在はまるで痛みを気にしないかのように猛スピードでルフィナに詰め寄り、剛腕を振るった瞬間
「アクアプロテクション!!」
アリエッタの声が建物内に響くと同時にルフィナの前に大気中の魔力が集束して水の盾となり、異形の存在の剛腕を受け止めた。
「風雷神剣!!」
「グッ!?」
その時レイシスが疾風のように雷を宿したレイピアで切り込み
「爪竜斬光剣!!」
「ギャッ!?」
続けて残像を残す程の凄まじい速さで一気に詰め寄って斬撃を叩き込んだ後光の大爆発を起こしてダメージを与えた。その時ルークとイオンが地面を蹴って同時に異形の存在に詰め寄り
「烈破掌!!」
「掌底破!!」
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