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Eipic1-D移ろいゆく季節〜The Road to Ace of Aces〜
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たちが、墜落するハイジャック犯たちの確保に向かった。放射を止めた“レイジングハート”の排熱を行う。砲撃の持続放射って機体に要らない負荷を掛けちゃうし。だから「無茶させてごめんね、レイジングハート」謝る。

≪Don't worry≫

「ありがとう」

「高町! まだ終わっていないぞ!」

“レイジングハート”にお礼を言ってると、アレッタ三佐から注意を受ける。そうだ、まだ貨物機の墜落を食い止めてない。でも、私たちに貨物機の墜落を食い止める手段なんて・・・。

「とにかく乗員3人を救出しよう!」

「「「了解!」」」

飛行速度を上げて、黒煙を上げつつ高度を下げていく貨物機へと接近する。速度が落ちてなかったら出来なかった行為だけど、なんとか搭乗口から進入できた。私たち4班は急いでコックピットへ向かう。

「管理局です! 大丈夫ですか!?」

「こちらCA611便! どこか不時着させられる広い場所は無いか!?」

操縦桿を握る乗務員さんが管制室と通信をしていた。そして「機長と副機長を診てあげてくれ!」もう片方の操縦席でぐったりしてる機長さんと、機内の後部に居る副機長さんをエスティ二尉とヴィオラ二尉が診る。2人は医学にも精通してるから、きっと大丈夫。

『こちら管制室。2時の方角、距離10マイルにある森林区内にハイウェイが通っている。そこでなら着陸は可能であると思われる。すでに走行中の避難誘導を開始している。そこまで飛べないか?』

「10マイル・・・! 判った、やってみよう!」

『健闘を祈る!』

片翼を失いながらも飛行を続けてる貨物機だけど、「きゃあ!」右翼がビルを掠めたことで大きく振動した。そして「クソッ、ダメだ、墜落する!」乗務員さんが諦めてしまった。目の前に迫ってくるのは大小さまざまなビル群。もうダメ。目を瞑りかけた時・・・

――屈服させよ(コード)汝の恐怖(イロウエル)――

また大きな振動が貨物機を襲った。だけどその振動は何かにぶつかったものじゃない。迫り来てたビル群がすぐ目の前で止まってる。貨物機がどういうわけか空中で静止してるんだ。

『こちら時空管理局・内務調査部所属、ルシリオン・セインテスト。CA611便を停止してください。貴機は固定していますので、墜落の心配はありません。繰り返します――』

コックピット内にそんな通信が入った。ここでようやく「ルシル君・・・!」安堵の思いでいっぱいになった。私は「エンジン停止、お願いします」乗務員さんにそうお願いすると、「わ、判った!」機器を操作して、貨物機のエンジンを停止させた。

『エンジン停止を確認しました。このまま近くの広場に移動させます。機内でお待ちください』

貨物機がルシル君の魔法か何かで動き出す。そして
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