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Eipic1-D移ろいゆく季節〜The Road to Ace of Aces〜
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長を務める小隊14名の内、デイシフトの7名だ。まずは自己紹介をし合って、その後は準備運動。そして防護服へと変身してすぐさま演習を開始する。短い期間で出来ることなんて限られてくるから、教導隊の方針に従って徹底的に模擬戦漬けだ。

(それにしても・・・やっぱり浮いちゃってるな〜)

武装隊員の防護服は共通のデザインで、アレッタ三佐たちもランスター一尉たちも、みんな共通の防護服を着用してる。そんな中で私ひとりだけがオリジナルの防護服を着用してる。それはもう目立ちまくりで。だから4班に配属されての初仕事の時に、私も仕事中は武装隊共通の防護服になろうかな、って考えてたんだけど・・・

――はんた〜い。なのはちゃんの防護服はそのままが良いで〜す――

――その防護服にしか無い機能もあるんだろう? なら高町の本領が発揮できるその防護服のままで良い。なに。デザインが違うことなど瑣末な問題だ――

ロザリー准尉やアレッタ三佐がそのままの私で良いって言ってくれた。けれどやっぱり気になっちゃうわけで。でもそんなことを考えてる暇もすぐに無くなる。

「俺は遊撃、オデッセイは前衛、マルシーダと高町は後衛で固定砲台役だ。高町。Sランクが後衛に居るとどういう戦況になるかを見せてやれ」

「「「了解!」」」

模擬戦開始。首都航空隊は文字通り、首都クラナガンの空を護る部隊だ。当然戦場は空。各自飛行魔法を発動して、空へと上がる。4対7の戦力差で開始された模擬戦。

「私が戦場を引っ掻き回します! レーヴェンゲブリュル、カートリッジロード!」

≪Explosion≫

「ナーゲルシュラーク・・・!」

ヴィオラ二尉が槍型デバイス・“レーヴェンゲブリュル”のカートリッジをロード。2m近いデバイス全体に赤い魔力が付加される。そして集まってる航空隊へと単独突撃。ランスター一尉が「散開!」指示を出して、一斉に散らばった。

「クロスファイア・・・シューット!」

銃身下部の中央付近にグリップのような物がある拳銃型のデバイスを手にするランスター一尉。そんな一尉の周囲に展開された魔力スフィア8基から魔力弾が16発と発射されて、ヴィオラ二尉には4発、残り12発が私たちに向かって来た。さらに他の航空隊員たちも、射撃魔法において基礎中の基礎になるシュートバレットで弾幕を張ってきた。

「せいっ!」

“レーヴェンゲブリュル”をバトンのように高速回転させて魔力弾を迎撃するヴィオラ二尉。さらに・・・

「ブレードロッド! ホーミングレイ!」

≪Homing Ray≫

アレッタ三佐のデバイスは杖状の“ブレードロッド”。柄の下部分に刃が付いた物で、杖先端――ヘッド部分は武装隊の一般的な杖型デバイスと同じデザイン。だけど、そのスペックはアレ
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