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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic1-D移ろいゆく季節〜The Road to Ace of Aces〜
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貨物機は、近くにあった大型駐車場へとドスンと置かれた。垂直離着陸機だったら始めからここに着陸できたんだけど、この貨物機の離着陸には滑走路が必要だから、わざわざ遠いハイウェイを目指したんだ。
(でも結果良ければすべて良し、だよね)
乗務員さんが「助かった・・・」大きく息を吐いた。私たちもホッと一安心して、搭乗口から緊急脱出シュートを出してそこから機外へと脱出。貨物機をチラッと見ると、巨大な白銀の腕――イロウエルが機体を真上から鷲掴んでた。そして役目を終えたっていう風にイロウエルが魔力となって霧散していった。
「ルシル君!」
「ん? あれ? なのは・・・! どうしてここに・・!?」
「うわぁーん! ありがとー! 本当に助かったよ、ルシル君!」
私は局の制服姿なルシル君の元に駆け寄って、その両手を取ってブンブン上げに振りつつ感謝を伝えた。そして戦技教導隊として首都航空隊と演習をしていたこと、お昼休憩時にエマージェンシーが入って、こうしうて現場に居たことを伝えた。
「そうだったのか・・・。まぁ何はともあれ何事も無かったようで良かったよ」
するとルシル君は久しぶりに微笑みを見せてくれた。最近だと通信でしか見られなかったから、二重に喜びが湧きあがってきた。
それから私たち教導隊第4班と首都航空隊は、今回の事件の事後処理を済ましたんだけど、終わったのが夕方になっちゃったことで、初日の演習は午前中のみだけになっちゃった。まぁ残り3日間はなんの問題もなく、全力全開で演習を行うことが出来たから良かったかな♪
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