1部分:第一章
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にこう言うのだった。
「昔なんてな」
「もっと凄かったん?」
「あほみたいに弱かったわ」
そうだったというのだ。
「もうな。負けるのが普通やったんや」
「今半分位は勝ってるで」
「昔は三回に一回しか勝てへんかったんや」
母はこう娘に話すのだった。
「物凄い弱かったんや」
「じゃあ今は普通にあかんだけやな」
「そや、それだけや」
まだましだというのだ。
「それでもええと思わなあかんで」
「けれどお父ちゃんあれやん。阪神は弱いって」
「弱いいうても昔程やない」
母はあくまでこう言うのであった。
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