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リリなのinボクらの太陽サーガ
バーサクブレイズ
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になって帰ってきたなのはに、何が解るッ!!」

「そうだね。確かに私は皆の静止の声も聞かず、身体を酷使し続けてきた。話をしたいとか自分で言ってたくせに、皆の心配を無視し続けて……自分の存在意義のために皆の気持ちを利用して、挙句の果てに撃墜したのは私の罪でもある。だけど……いや、だからこそ謝りたいんだ! 一朝一夕じゃあわからないかもしれない、もしかしたら何年もかかるかもしれない。それでも……また友達になってほしいんだ。フェイトちゃんと……仲直りしたいんだ……」

「……そうやって媚びへつらうような甘い言葉ばかり口にして、また自分のためだけに他人を振り回すんじゃないの、なのはは? いつも友達面をしてるけど、結局は誰かを利用するためなんでしょ? 自分に優しくしてくれる都合の良い人だけが、なのはの言う友達なんでしょ? だったら私は友達じゃない。そんな友達なんていらない。なのはの友達なんて、もうやめてやる!」

「フェイトちゃん……そんな悲しい事言わないでよ。私に至らない点があったのは認める、でも……心にもない事まで言っちゃ駄目だよ……これ以上ナノマシンに精神を操られちゃいけないんだよ……」

「操られる? 私が? 違う……ッ…………何を勘違いしている? 今の私こそが本質だ! 操られてなどいない!!」

一瞬だけフェイトを頭痛が襲うものの、すぐに警戒態勢を取ろうとする。が、その一瞬のおかげでジャンゴとなのはは、ナノマシンによる破壊衝動に抵抗するフェイト本来の意識が僅かながら存在していることに気付いた。そんな中、力づくで迫るフェイトと鍔迫り合いになったジャンゴの耳に、ふと機械音声が聞こえてきた。

『ジャンゴ殿、なのは嬢……どうか私の声に耳を傾けてもらいたい』

「この声……もしかして君がバルディッシュか?」

『返答は念話でお願いしたい。口頭だと裏に潜む者に聞かれる心配がある』

「念話……? ……ごめん、やり方は一応教わったんだけど、どうも上手く使えないんだ」

『では、返答せずにそのまま聞いてほしい。既に承知とは思うが、サーは体内のナノマシンに特殊な信号を送られているせいで、本来の精神と破壊衝動が混濁している』

「(さっきビーティーが言ってたな、ナノマシンに干渉している奴が近くにいるって。つまりフェイト達の暴走を鎮めて元に戻すには、その元凶を倒すしかない。でもそいつはどこに……)」

『信号の発信源は廃棄都市南部にある地下空洞……恐らく空襲退避用シェルターとして作られた空間だ。また、信号の逆探知の際、濃度の高い暗黒物質の反応が検出されている』

「(伝えるべき事を優先しているのか、バルディッシュは。しかし濃度の高い暗黒物質という事はもしかして、そこにイモータルがいる……?)」

「ならジャンゴさん、悪いけど
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