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タマ電店長:「では、次回からこちらの
商品を取り扱わせて頂きます。」
サトシ:「ありがとうございますっ!
それでは、宜しくお願いします!」
タマ電店長:「あっ、
裏口は工事中ですので、こちらから
店内に出てお帰り下さいっ」
サトシ:「あっはい!、、では、失礼します!」
サトシが事務室から店内を通って
帰ろうとすると、
???:「すいませーん!どいて下さーい!
どいて下さーーい!!」
サトシの後方で遠くから声が聞こえ、
店中の客が声のする方向を振り向いている。
サトシ:「何だ?」
サトシも他の客に連られ後ろを
振り向くと、、、
ヒカリ:「すみませーん!どいて下さーい!」
他の客が道を開け、遠くから
車椅子を押して走ってくるヒカリが見えた。
サトシ:「、、って、ヒカリ!」
ヒカリ:「あれは、、サトシ!サトシーー!」
フジオ:「いい物発見!」
スッ
フジオは走行中に置いてあった
消火器を手にとった。
ヒカリ:「ちょっとフジオさん!
そんな物持ってどうすんのっ!」
そして、、、
ヒロシ:「おーい!サトシ!!
そいつらを捕まえてくれ!!」
ヒカリの後方からはさらに、
全速力で走ってくるヒロシまでもおり、
サトシは状況が掴めずにいた。
サトシ:「ヒロシ!、、何がどうなってんだ!?」
ヒカリ:「サトシ逃げてー!!変態よっ!
後ろから変態が追ってるわ!」
ヒロシ:「俺は変態じゃないっ!(怒)」
フジオ:「いでよっ、ブーバーッ!」
カチッ
シューーッ
フジオはサトシを目がけ消火器を放った。
ヒカリ:「ちょっと、フジオさん!彼は
悪い人じゃないわっ!」
サトシ:「うわっ!ケホッ、、ケホッ、、、
くっ!これでもくらえ!」
ピカッ!
サトシはサンプルで持ってきた新型カメラの
ライトのスイッチを押した。
ヒカリ:「きゃっ!眩しい!」
キキィーッ
サトシ:「まずいっ!
ヒカリに当たってしまった!」
ヒカリはそのまま
方向を変え、車椅子用の坂を下り
店の外へ出た。
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