第五章
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釈然としないのは確かだがそれでもだ、理屈は抜きにしてその中にいたから納得するしかなくてだ。慎吾は頷いた。
そのうえでだ、彼は吾朗に言った。
「そういうことだな」
「そうだな、じゃあコルト買ったし」
「後は街に戻ってな」
「次の観光か」
「予定はまだありますから」
ガイドも二人に話す。
「次はそちらということで」
「わかりました、それじゃあ」
「引き続きお願いします」
「そういうことで、では次の場所に行きましょう」
ガイドはツアー客達を通訳と共に案内していった、吾朗と慎吾はその中にいたがいい旅だった。それで日本に戻りバイトの休憩の時に言った。
「いい買いものしたな」
「それでいい旅行だったな」
「ああ、また行きたいな」
「金が出来たらな」
「北欧行こうな」
「またな」
こう話すのだった、バイトで金を溜めながら。またオーロラを見てサーメ人達と会う、そのことを再びと話すのだった。
コルト 完
2016・4・24
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