1話目[神と天使]
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…ここは どこだろう
周りは真っ暗…
私は誰…
名前も思い出せない…
ここへ来てから何分、いや 何日 何年たったのだろう…
ずっと先も見えない暗闇
怖い…
少女[私は……誰……なの?]
誰もいない暗い世界
ただひたすら光を探して歩み続ける少女
座る場所も見当たらない。
ずっとこのまま 私は 迷い続けるの…?
少女はそう思った。
少女[って!]
何かにぶつかった。
その時 懐かしい匂いがした…
「 ! …ちゃん! エ! ん! エルちゃん!」
どこからともなく声が聞こえる。
少しずつ…少しずつだが暗闇に光が差し掛かる
そして完全に暗闇が無くなった時
自分を呼ぶ声の主の姿が見えた
それは自分と同年齢位の 少女であった
髪の毛と目は緑 服は…和洋折衷? なんだかよくわからない服装をしている
右手に袋らしき物を持っているが それに何が入っているかはわからない
とりあえず一言で纏めると 「変な人物」であった。
??「エルちゃん!大丈夫?! 」
さっきからエルちゃんエルちゃんと言っている。
なんとなくだが それが自分の名前だと感じた
ぞして 目の前にいる人物も なんとなくだが友達…だったような…気がする
たぶん☆
しかし何やら頭がスカスカする…
何かが自分に足りないような気がした
でも気にしている余裕などないと感じた
重大な何かを忘れている。 すごく重大な何かを。
…でも思い出せない
…よし 目の前にいる自分に集中しよう!
今私が考えても何も思い出せない!
だったら目の前にいる彼女に聞いてみよう!
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