第十二話 自衛隊との共同作戦4
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だが、彼らはしなかった事に疑問に思っていた。
しかし、これまでの行動を見る限りは、帝国では見ない程のお人よしと、敵国人である自分達に無償で食料と水だけでなく高級な衣服まで提供してくれた究極なお人よしという認識が強かった。そこで、少数派の人間は、このまま未来が見えないままよその土地で働くより、アカツキ帝国軍と自衛隊が所属する国に対して全てを賭けようと決断を下した。
無論、そのような切羽詰まった事で決断していないものもいる。それはコダ村に在住していた魔導師のカトーとその弟子のレレイに、エムロイの使徒であるロウリィという面々は自衛隊とアカツキ帝国軍に興味を抱いていたからだ。
「色々と説明がめんどくさいと思いうけど、報告は俺も手伝うよ伊丹二尉」
島田は伊丹に対してそう呟く。伊丹は不安そうな避難民を見て笑顔で答えた。
「だぁ〜いじょう〜ぶ。ま〜かせて!」
伊丹の笑顔を見て避難民達も笑顔になる。こうして第三偵察隊は、炎龍という厄災から逃れて、アルヌスに帰投する。
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