大神の試練 巴里篇3 怪人復活?
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模擬戦終了後の3日後・・・
大神は、グラン・マから新たな課題を聞いていた。
「いいかいムッシュ今度の課題もエリカと行動するんだよ」
「はい」
そして、グラン・マは大神に課題を伝えた。
「成る程わかりました。確かにこの件に関してはエリカ君が、適任でしょうね」
「じゃあ頼むよムッシュ」
「はい」
その夜・・・
「どうしてこんな時間に、巴里の街に、行くんですか?大神さん」
「エリカ君、君は俺とのデートは嫌なのかい?」
「え、これデートだったんですか?」
「俺は、そのつもりだけど」
「ウーササそんなもの俺様が邪魔するピョン」
その時何者かの声が聞こえた。
「貴方は誰なんですか?」
「そんなに正体を明かすかピョン」
謎の人物がそう言うが、大神は正体がわかった。
「いやお前、シゾーだろ」
「なっ何故わかったピョン」
「いや誰でもわかるだろう、その口癖で?」
「しまったピョン、まさか俺様も知らない癖を、知られるとは」
「ああーーウサギさん生きてたんですね」
「ムカ!!ウサギと言うなピョン」
「この馬鹿天使、お前は帝国華撃団や巴里華撃団の中でダントツの馬鹿キャラだろう」
(う−んその意見は的確だぞシゾー)
「ええーーそんな事無いですよね、大神さん」
「・・・」
エリカは大神に同意を求めるが、大神は何も答えなかった。それを見たシゾーはエリカに追加口撃をし始めた。
「ほら見ろ、男好きの隊長も何も言わないのが、何より証拠だ、現実を見ろよ」
「そ、そんなーー」
エリカはシゾーの言葉を聞いて、ショックを受けていた。
その時何者かが現れた。
「シゾーいつまで遊んでいるんですか?」
「は!!メルク様どうしてここに?」
「貴方を迎えに来たのですよ、我々のこの国でする最後の仕込みは終わりましたからね」
「待てお前は、何者だ?」
「私の名は、メルクそういう貴方は、誰なんですか?」
「俺の名は大神一郎だ!!」
「・・・大神一郎・・・ああ、巴里の絶対神オーク巨樹を倒した男ですね」
「そして何れ、私達に敗れる男ですね」
「何だと!!」
「まあいいでしょう、貴方が率いている。帝国華撃団や、巴里華撃団では、私にも勝てませんよ、それに我々が活動する前に、この世界は、破滅するでしょうから」
「行きますよ、シゾー」
「はいメルク様」
そう言って、メルクとシゾーは消えて行った。
「一体奴は何者何だ?パリシイの怪人を蘇らせてまで・・・」
「大神さん一度シャノワールに戻りましょう」
「・・・そうだなエリカ君戻ろう」
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