大神の試練 巴里篇2 仕組まれた模擬戦後編
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そのころ大神達は・・・
「大神さんどうするんですか?
「エリカ君落ち着こう」
「でも・・・」
「俺も、正直この模擬戦でここまで追い詰められるとは、思わなかったよ」
「だけど、俺達も負けられないんだ、そうだろエリカ君」
「大神さん・・・はい」
そして、大神とエリカは、強敵と戦うように、気合を入れ直し、敵量子甲冑と対峙した。
果たして、大神とエリカは、この勝負に勝てるのか?そして直哉とさくらは観覧室から出て、この仕組まれた模擬戦の背後にいる者を見つけたその者とは・・・。
かつてオーク巨樹の復活の前に、大神の夢などに現れていた。ピエロ少年のサリュだった。
「どうしてお前がいる?サリュ」
「君達は、誰だどうして、僕の事を知っている?僕は、只僕の役割を果たそうとしているだけなのに」
「お前達は消えろよ」
サリュはそう言いながらさくら達に攻撃をする。
「直哉君危ない」
さくらがなおやをかばうが、サリュの攻撃を受け、真宮寺姉弟にごく僅かな傷を付ける事に、成功していた。そして、後に大変な事に発展していくのだった。
そのころ、大神は・・・
暴走状態の敵量子甲冑を抑える為、巴里華撃団が誇る弾丸列車エクレールのそうこうスペースで、決着を着けようとした時、敵量子甲冑に変化があった。
「何だと!!」
その変化を見た大神も驚いていた。何故なら敵量子甲冑の姿が、大神の光武F2の姿に変わったからだ。
それを見たエリカも驚いていた。
「えええーーーそんなのってありなの?」
「え、キャアアア」
エリカの光武F2は、吹き飛ばされてしまった。
「エリカ君大丈夫か?」
「アイタタ、すみません大神さん。私は大丈夫ですけど、光武が動かないんです」
「わかった、後は俺に任せろエリカ君」
「大神さんお願いします」
「行くぞ狼虎滅却・刀光剣影」
大神が必殺技を出すと、敵光武F2も同じ技を出して、応戦を始める。
「クッなんて奴だ、こちらと同じ技を使ってくるとは」
大神は内心焦っていた。まるで自分自身と戦っている気分になり、戦いに集中できずになっていたその時・・・。
「「「大神さんしっかりして下さい」」」
何と、真双焔武が、エリカの光武F2と共に大神の応援に駆けつけた。
「「「大神さん頑張ってください」」」
「エリカ君、さくら君、直哉君ありがとう俺は、負けない」
そして戦いは終わりを告げた、勝負の結果は、大神の勝利だった。
そしてハプニング続きの模擬戦後、グラン・マが大神に出した課題は、何と怪人の生き残りを見つけることだった。
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