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俺とポケモンの学園生活! 〜フライゴンの覚醒〜
1話

[2]次話

とある小さな島に一つの施設がある。SPT(スペシャルポケモントレーナー)学園。それがこの建造物の名称である。外見は三次元の有名な大学を想像していただきたい。ここには旅に出ることができる年齢になった者達をより良いスタートをさせるために作られた施設。入学は14歳からであり三年間の学園生活を送ることになる。一学年の生徒人数は100人程でそれら生徒達が競い合いお互いを高めている。

その学園生活に新たに加わろうとする一人の少年がいた。

校長室
??「失礼します!」
校長「おっ、きたきた!待っていたよ。クロトくん。」
クロト「はい!クロトです!これから三年間お世話になります!」
校長「元気があってよろしい。君のことはお姉さんから聞いているよ。とても優秀なトレーナーだと。」
クロト「いえ、姉に比べたらまだまだです。」
校長「確かに今はそうかもしれないが、君はいずれ、その姉を超える。それほどの才能を持っているよ。」
クロト「あ、ありがとうございます。」
校長「だからといって慢心はいけないよ。常に上を目指して精進するように。」
クロト「はい!」
校長「えーっと、入学は来週からだが、準備はちゃんとしてあるかね?」
クロト「バッチリです!・・・あの〜?」
校長「なにかな?」
クロト「運動場はいまあいてますか?」
校長「あぁ、まだ生徒は里帰りしている頃だし空いているよ。」
クロト「少し使わせてもらってもよろしいでしょうか?」
校長「いいとも。存分に使ってくれたまえ。」
クロト「ありがとうございます!では失礼します!」
そう言って少年、クロトは運動場へと走っていった。

校長は運動場で特訓しているクロトを校長室から見守っていた。
校長「・・・・・あの様子からして毎日の鍛錬を怠っていないようだ。むしろ体を動かしていないと落ち着かない、そういったタイプかな?さて、彼はこの学園でどこまで成長するかな?楽しみだ。なあ?・・・・・シロナくん。」
校長は空を仰ぎながら、この場にはいないシンオウ地方チャンピオンであるシロナに問いかけた。

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