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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL16 込められた想い
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だ〜!!」
4つ目のリングを越え、先頭を行くキリエとディアの姿が見えてきた。
「誰か来た!?」
「あれは……もしやレイか!!」
俺の姿を見つけた途端、ドゥームブリンガーを発射するディア。
『あら、ホーミング?マスターちゃんと避けてね』
「簡単に言ってくれる!!」
そう言いながらさらに加速。ドゥームブリンガーから視線を外しそうになるが何とか耐え切って手に持つ長いランチャーで防いだ。
『ちょっと!!主兵装そんな雑に扱わないでよ!!』
「大丈夫だ。この銃は強い子だ。それに………」
そう呟きながら止まり、前を見る。流石に大量に展開されたドゥームブリンガーを簡単に避けられるとは思ってなかったからだ。
「レギオンオブドゥームブリンガー!!」
大量に展開されたドゥームブリンガーが俺に向かって囲むように飛んでくる。
「うおっ!?やっぱり恐ろしいスキルだよなこれ!!」
そう呟きながらアーベントの高機動移動を駆使して振り向き、一気に加速して戻りながら避ける。
「ドゥームブリンガーが追いつかない!?このスピード、レヴィ並か!!」
「この距離じゃ私は無理………ならこっそりお先に行かせてもらうわ………」
と画策したキリエはそろりとディアに気が付かれない様に先に進む。
「さて、上手く当たれよ………」
ドゥームブリンガーと追いかけっこしている内に戻って来た俺はそろりと動くキリエに狙いを定めた。
「パルチザンランチャーBモード………行け!!」
照準を合わせ、発射。弾速の速い魔力弾が発射される。
「なっ!?キリエ!!」
「えっ!?きゃうっ!?」
零治の砲撃を背中に受け、エビ反りになりながら宙を回転する。
「零治の攻撃………?って!!」
連射していた砲撃は無防備に近いキリエに容赦なく襲い掛かる。
「きゃあああああああああ!!」
大きな叫び声と共に襲い掛かる砲撃。半分以上外れたが、気絶するには充分の攻撃だった。
「あの加速力に射撃か………あの速度で動かれながら狙われれば充分脅威だな。………だが、それでも戦い方はあるぞレイ!!デモンズハンド!!」
目の前に小さな扉が出現し、その扉から大きな悪魔の手が現れ、俺を掴んだ。
『バインド!?しかし変わったバインドね………』
「感心してる場合じゃないだろ………確かアーベントって………」
『アーマーだけど装甲には期待しないでね。被弾したら致命傷って考えておいた方が良いわよ?』
「この状況で軽いよな本当………」
「それはレイも一緒だ」
そう言いながらディアは俺に近づいてきた。
「余裕だな」
「デモンズハンドは我が魔力を送り続けている限り、解くには我以上の魔力を使って力ずくで
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