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赤とオレンジ
第0章 原作前
再び2!
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と!?
やっぱりあれだな。上級悪魔になんていつなれるかわからないし!

「俺に悪魔の駒をください!」

「わかった。私に任せなさい。だが、上級悪魔にさせることはできない。それはわかってくれるね?」

「わかりました!」

その言葉を聞いてサーゼクスさんはグレイフィアさんに何か伝えると、部屋を出て何処かへ去ってしまった。


「なんで悪魔の駒を頼んだんだい?」

父ちゃんが気になったのか聞いてくる。みんな知りたかったのか、俺の方を振り向く。

「強いやつを眷属にしてトレーニングしてもっと強くなるため!誰も傷つけないように、心配させないように!」

俺の目的をいう。
そう今回だって一つ間違えればやばかったかもしれない。だからこそ味方に強いやつが何人もいれば心強いし、同時に自分を高めれるしな!

「少しは自分の体を大事にしなさい!私もミナトも心配しているんだから」

怒気も含まれているが、
言葉には母ちゃんの優しさーーー愛が伝わってきた。

「絶対に死んだらダメよ」

母ちゃんが俺と俺に抱きついているリアスちゃんごと抱きついてくる。

こんなにも俺の事を想ってくれているなんてとても嬉しい。


そんなこんなで話していると一時間程経過した。

ガチャ

ドアの開く音だ。そちらの方に顔を向けるとサーゼクスさんが入ってきた。なにやら紅い箱を持ってきている。

これはなんだ?

「さぁ、持ってきたよ。これが悪魔の駒だよ。」

すぐに俺の疑問は解消した。

箱を開けるとそこには悪魔の駒が入ってる。
女王の駒が一つ。戦車、騎士、僧侶が二つずつ。そして兵士が8つの計15個ある。

「無理矢理、悪魔の駒を使わないこと。これだけは約束だ」

俺はこの紅の箱ごと悪魔の駒を受け取った。

サーゼクスさんはリアスちゃんと俺を除いたメンバーで何やら話している。
なんだろう?

その間、俺はリアスちゃんと楽しくお話しをした。その中でわかったのだが俺は・・・兵士みたいだ。それも変異の駒と呼ばれるものを七個も使用したというのだ。

ちなみに駒には『価値』というものがあるようだ。兵士を一としてしてだ。
女王は九。戦車は五。僧侶と騎士は三。兵士は無論だが一。
そして俺に使用した変異の駒とは明らかに複数駒必要な転生者を1つの駒で済ます特異な駒ということだ。

俺だけでほぼ全部使用している事になっている。転生させるとその人の価値分だけ駒を消費させるみたいだ。

変異の駒を使って六個も駒を消費ってどんなけだよ。ドライグと九喇嘛の価値が高すぎなんだろうな。精々俺の価値は変異の駒で一つ分だろう。


話は終わったのか、俺の元に寄ってくる。
なんとサーゼクスさんがとんでもないこと
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