第0章 原作前
再び2!
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り返す。
魔力の嵐が止まる。
魔術師たちは驚愕の表情に変わる。
「我々の攻撃が効いていないだと!?」
「貴様ら覚悟しろ!」
その言葉と同時に完全に尾獣化させた。
巨大な姿になる。それは狐を大きくさせたような感じだ。もちろんオレンジ色の魔力で包み込まれている。その姿は九喇嘛の姿と同じだ。俺たちはその頭の部分にいる。
目も万華鏡写輪眼に変化させ須佐能乎を使い鎧のように羽織る。
「おのれ!狐め!各自しろ!」
魔術師が畏怖しながら、多種多様な魔力弾を放ってくるが、そんなのお構いなしに、尾獣化させたその口元に魔力を溜める。ーーー尾獣玉だ。
おそらく山一つ分の大きさになっただろう。
そして、魔術師に向けて放った。
魔力弾など関係なしに撒き散らしながら、魔術師共にぶつかりーーー体を光らしながら、消滅していった。
その後、尾獣玉は・・・向かいの山にぶつかり激しい音を鳴らしながらその山をも消し飛ばし、地面すらえぐった。
ーーーやりすぎました・・・・ごめんなさい。
尾獣化を解除したところで俺は膝をついて倒れてしまった。意識がどんどん落ちていくなか、俺の目の前には綺麗な紅髪と銀髪が目に映り込み、「「空!」」という俺を呼ぶ声が聞こえた。
気がつくとそこはベットの上だった。
俺の部屋より何倍の大きさもある部屋。
体を起こすと、とてつもなく大きいテレビ。でもどこかで見たことあるような・・・
うーん。ここはどこだ?
『ここはグレモリーの城だ』
ドライグが教えてくれた。
『気絶した相棒をシルフィア・ルキフグスと言うメイドがここまで連れてきてくれたんだ。その後お前さんを看病していたぞ。跡で礼でも言うのだな。リアス・グレモリーも心配していたぞ』
それはありがたい。あとで二人にはお礼をしないと。
魔力で貫かれた胸は傷はちゃんと塞がっていた。なぜか血の跡まで消えていた。誰か拭いてくれたのかな・・・シルフィアさんか?
ガチャ
扉の方を振り向くとリアスちゃんがタオルを持ってきてくれた。
「あ!空!」
リアスちゃんは俺を見るなり、タオルを床に落として、俺に抱きついてくる。
「大丈夫?」
泣きそうな声で俺に聞いてくる。
「大丈夫!ありがとう」
「うん!」
顔を赤く染めながら頷く。
余程、俺のことを心配してくれたんだろう。
突如、部屋のドアが開く。
グレイフィアさん、シルフィアさん、それに見たことのない紅い髪のお兄さん。リアスちゃんに似ている。もしかして、お兄さんかな?
そして・・・父ちゃんと母ちゃんが部屋にはいってくる。
「ごめんね、空。俺も一緒に行けばよかった」
「私たちもついて行けば
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