暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第6話 イッセーVS堕天使!放て、必殺釘パンチ!
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いたのか』
「はぐれ?」
『何らかの原因で教会を追われた者達だ、大抵は堕天使側につく』
アーシアと同じ…いやあんな奴らに従ってるんだ、一緒な訳がない。
『それでどうするんだ、隙でも付くか?』
「おいおいドライグ、俺の性格は知ってるんだろ?こういう時は…」
俺は一瞬で教会の壁に接近して…
「正面突破しかねえだろォ!!」
拳を叩き込んだ。
side:レイナーレ
「全く…使えない連中ね」
私は至高の堕天使レイナーレ。現在は中級だけどいずれはアザゼル様に愛される存在となるもの…ようやくその日が近づいているという時に肝心のアーシアを逃がすなんて無能ね。
「フリード、貴方は一体何をしていたの!」
この失態を犯したはぐれ悪魔祓いのフリードに怒りを露わにする、強いって聞いたから部下にしてやったのにこんなカスだったなんて期待外れだわ。
「も、申し訳ありません。ですが姐さん大丈夫っすよ、今度は必ずあの野郎ぶち殺してアーシアちゃんを連れてきますから…」
「当り前よ!じゃなきゃお前など光の藻屑にしているところよ!さっさとアーシアを連れてきなさい!」
「イ、イエッサー!」
そういってフリードはその場を離れた。
「ホントに人間って使えないっすね」
「全くね、一人の少女も連れてこれないとは…話にもならないわ」
傍にいた私の仲間…ミッテルトとカラワーナがフリードに悪態をついた。彼らは私の部下でもう一人ドーナシークという堕天使がいるが今はアーシアの捜索に行かせている。
「本当に人間は役にも立たないわ、この私の期待に応えられないなんて…」
私は人間が嫌いだ、弱いし惨めで所詮家畜以下の存在でしかない。ああ、奴らの失態がなければ今頃私はアザゼル様に愛して頂ける存在になっているはずなのに…
「レイナーレ様」
私の部下であるドーナシークが戻ってきた。
「ドーナシーク、アーシアは見つかった?」
「アーシアを連れだした人間の住処を見つけました、おそらくそこに…」
「よくやったわ」
ようやく見つけたわ、アーシア。もう逃がさない、貴方は至高なる私の生贄とならなきゃいけないんだから…
「聞いたかしら、今すぐその人間の元に行きアーシアを連れてきなさい。後その人間は殺してきなさい、いいわね?」
私は待機していたはぐれ悪魔祓い達に指示を出した、ああ、ようやく私は至高の存在になれるのね、待っていてください、アザゼル様…
ズガァァァァン!!!
な、何がおきたの!いきなり壁が吹き飛んで…
「よっこいしょと、おじゃましまーす」
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