14話 有名人に会うと緊張する
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その後、空は北欧勢力が運営している宿で一夜を過ごした後、本格的に街や魔女についての調査をする事にした
街の人に話を聞いていくうちに解った事は
魔女は年齢に合わぬ綺麗な容姿を持ち、摩訶不思議な力を使う
この辺りは物語に良く出てくる魔女に言える事なのだが次の話に興味を持った
魔女は使い魔として影を操り、その美貌で人を堕落させ捕らえた人間を拷問にかけて楽しんでいるという話だ
「使い魔に影……そして拷問ね……」
『心当たりでもあるのか?』
んや、と言い答えるも、何処かで聞いた事があるなーって思った
「あの…………」
ん?声をかけられたので、振り向くとローブで全身を隠した人がいた、顔はフードを目深に被り見えないが高い声的に女性のものと解る。
「何?えーと…ごめん俺、旅行者だからこの街の事あんまり詳しくないんだ」
「そう………ねぇ付いてきてくれない?」
これか逆ナンという奴なのか?でもこの声どっかで聞いた事が……
「良いぜ」
とりあえず情報収集も困っていたので付いて行く事にした
暫く歩くと先には古びた一軒家、ボロくて幽霊屋敷と言っても差し支えないだろう……
「まぁ汚い所だけど上がって」
いや実際に汚いよなとは口には出せずに黙って家に上がる事にした、因みにフェンは外で待たせている。
「お邪魔しますー……ん?」
俺を家まで招いた人がローブを抜いた姿を見て固まった
長いピンク色の髪に小柄な女性……あの軍服は着ていないが似ている……てか……
「どうしたのかしらー?まさか私の魅力にメロメロとか?いやーモテるって罪ねえ〜」
決定打は、この木村あやかボイス……間違いない…嘘だろ…
「足引きババア??」
目の前には聖槍十三騎士団 黒円卓第八位 ルサルカ・シュヴェーゲリン・マレウス・マレフィカルム、その人が目の前にいた。
「誰が足引きババアよ!失礼するわね??」
ルサルカ?に見事なドロップキックをくらい俺の意識はフェードアウトした
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