2部分:第二章
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昌哉にまとわりついてきたのだ。まるでさかっているようである。
昌哉はそれを何とかどけながらだ。そのうえで言うのだった。
「行くぞ、早くな」
「ワンワン」
こうして彼を散歩に連れていく。しかし力は強い。身体は小さい犬だがそれでもだ。力は昌哉が思っていた以上のものがあった。
「こら、そっち行くなっての」
「ワン、ワン!」
「だからこっちだって」
手綱を握るだけでも必死だ。とにかく自分の好きなコースに行きたがるワンを無理にでも決まったコースに行かせる。それだけでも難しい。
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