暁 〜小説投稿サイト〜
独裁者二匹
1部分:第一章
[2/2]

[9] 最初 [2]次話
父は妻の言葉を確かに聞いた。
「そうなのよ。今日買って来たのよ」
「おいおい、そうなのか」
 夫はそれを聞いてあらためて言ったのだった。
「それを知っていればな」
「犬買って来なかったの?」
「まさか」
 しかしそれはないという。そして笑いながら言ってきた。
「それなら猫の首輪も買って来たよ」
「じゃあいいのね」
「首輪は明日買おうか」
 そしてにこりと笑ってこう言うのであった。

[9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ