第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
響鬼 〜めぐる翼〜
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前に「鬼」の一文字が現れる!!
「「はああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!」」
ゴゴゥッ!!!
二人が剣を振り下ろし、光輝く斬撃が飛ぶ。
そして「奴」と、その体を作っている魔化魍を切り裂き、その切り口から音撃を流し込む。
「ぐぅああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
バン!!!バン!!!!ババァアァァァァァァ・・・・・・・・・ン
魔化魍とともに「奴」が消し飛び、この世界から消えていく。
バサバサと落ち葉と土塊が振り散り、風に流され消えて行った。
「やった!!!」
「一件落着、ですかね」
「みんな、お疲れ!!」
「ありがとうございました」
響鬼、威吹鬼、轟鬼は顔だけ変身を解いている。
「蒔風はもう行っちまうのかい?」
「うーん、まだ居たいんですけどね。どうも「奴」は待ってくれませんから」
「そうっすか・・・・」
「さっきの儀式で音撃をあれだけ送り込みましたから、おそらく三か月は魔化魍の出現はめっきり減るはずです」
「裁鬼たちもそれくらいには復帰してるだろうから、間に合うな」
「少ない人数でのローテーションにならなくて済むってことですか?」
「ですね」
「おおーーーー!!」
「ありがとな、蒔風。次の世界も、がんがれよ」
「大丈夫ですって。鍛えてますから!!なんて」
「はははははははは!!それなら大丈夫だな!!」
「応援してますよ!!」
「その想いで、お礼は十分です。しっかりと俺の「力」になります」
「んじゃ」
「では」
[Gate Open−−−KAMEN RIDER HIBIKI]
そして蒔風もこの世界からいなくなった。
「さって、帰りますか!」
「あ、オレ、おやっさんに連絡してくるッス」
「轟鬼は元気だなぁ」
「響鬼さんもまだ現役でしょう?」
「いやいや、蒔風の不思議な力があったから立ててるだけで、あんな音撃出したら三日は動けないよ」
「響鬼さーん!!電話ですー!!」
「ん?誰からだ?」
「京介君がー!!何で自分を呼ばなかったのかってー」
「ああ、なんか悪いことしたな」
「しっかり説明してあげてくださいね?」
「オレがー?勘弁してよもう」
響鬼たちが帰路につく。
響鬼はとりあえず、友人の旅の無事を祈りながら、今回のことを自らの弟子にどう説明するかを考えていた。
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