暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
響鬼 〜めぐる翼〜
[4/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

すると蒔風の手にも、太鼓の音撃を打ちだすための撥・音撃棒が現れた。


「響鬼さん!!オレが「奴」の波長を追いだします!!響鬼さんは引き続き清めの音を!!」

「よし!!はぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!」

「ちいっ!!させるか!!!」

「獅子!天馬!麒麟!!」


「奴」が蒔風たちを止めようと迫るが、獅子天麟の三人に食いとめられる。
「奴」も残る迦桜羅とサラマンダーを出してくるが、それに天馬、麒麟が獣神体となり応戦、獅子に加えて青龍を人神体で出して「奴」に向かわせる。



「響鬼さん!!今あいつらが「奴」を喰いとめてます!!でもいつまでも持つようなものではありません!!」

「手っ取り早く終わらせようか!!威吹鬼たちも心配だしなッ!!」

ドンドンドンドンドンドドンドドン、ドンドドドドン!!ドンドンドドドド!!!




蒔風と響鬼が音を叩き込む。
すると徐々に地面からわき出てくる魔化魍の数が減少し、ついには出てこなくなった。


「やった!!」

「後はここにいるやつらを倒せば終わりっす!!!」

「シメるぞ!!蒔風!!」

「おお、響鬼さん!!」



「「はぁぁぁぁああああああああああーーーーーーーーーーー」」



蒔風と響鬼が両手をあげ、最後の一撃を叩き込む!!


「「はぁっ!!!!」」




ドッドドン!!!!

その最後の一撃で「オロチ」は完全に祓われ、さらに遺跡の中の「奴」の波長も消えた。



「ガッ、グゥウ!!おぉア!!!」

「奴」の身体から火花が散った。
どうやら遺跡の中の「奴」の波長をたどって、音撃が流れ込んできたようだ。




「ちいぃ・・・ごふ・・・・てめえ、邪魔くせえやぁ!!!」

「ぐあ!!」「ぐお!!」

「奴」が青龍と獅子を投げ飛ばし、ケルベロス、迦桜羅、サラマンダーを戻す。
さらにその場に残った白虎、天馬、麒麟に向け、「奴」自信をあらわすような真っ黒な波動砲を打ち出し、なぎ倒した。


二人と三体は、食い止めることができていたとはいえ、かなり疲弊しきっており、その一撃で刀の姿に戻り、蒔風のもとに帰ってきてしまう。




「フゥ、フゥ・・・・・はぁぁぁああぁああああ・・・・・はははははははは!!!集えッ魑魅魍魎の化け物どもよ!!お前らオレの波長でここまで強くなったんだから、オレの力にもなってもらうぜぇ!!」


ギィッギギギギギギギギギギ!!
ゴギャーーーーーー!!ブルルルルルルルルルル!!!!
コカッ、コココッココココココココ!!!!
ピギャーピギャーピギャー!!!




魔化魍どもが「奴」の周辺に集まり、その身を寄せて
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ