第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
響鬼 〜めぐる翼〜
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、別にそんなん。オレとしては響鬼がここに来てくれれば僥倖なんだ。だけどよお・・・・」
「だけどなんだよ?今の今まで何やってたんだ?」
「てめえら、こんな朝早くから来てんじゃねーよ!!!思っくそ寝てたわ!!!そこ!!いい加減太鼓たたくのやめ!!」
「・・・・・・・・・・はあ???」
「おい、蒔風。あいつ・・・・」
「アホですね」
「だよな」
「・・・・頭痛い」
「うっさいわ!!オレはな、テメエらみたいになんでも思い通りにできるような人間じゃねえんだよ!!」
「ま、とりあえずこれで「オロチ」はおわりだな・・・・ハァッ!!!」
ドドドドン―――――ドンッ!!
話もたけなわに、響鬼が最後の一撃を、止めとばかりに打ち込んだ。
すると、まるでその一撃に押し上げられて来たかのように――――――
「なに!?」
「そんな・・・・」
「魔化魍の・・・・大軍!?」
魔化魍が、周囲から一気に溢れ出てきて彼等を取り囲んでしまったではないか。
「俺、ちゃんとやったぜ?」
「これで「オロチ」は終わりじゃないんすか!?」
「バカ野郎どもめ、そう簡単にやらせると思ってたのか?その遺跡にたたきこんだのはオレの波長だ!!清めの音で消しきれず、それでも送りつけられれば、耐えきれず噴き出るのは当たり前だろ!!」
「てめえ、最初からこれ狙いで!!!」
「遅れてきたのもこのためか!!」
「・・・・・・・・・・・・そうだ!!」
「寝坊はマジだこいつ!!!!」
「ええい、そんなことはどうでもいい。結果オーライだ!!・・ケルベロス!!!」
ガァァァアルルルルルルルル!!!!
「奴」の叫び。
それに応え、「奴」の後ろから漆黒の体躯を唸らせケルベロスが飛び出してきて、響鬼を狙う。
「白虎ぉ!!!!」
「おっ・・・・・・けいッ!!!!」
がああああああああああああああああああ!!!!!
白虎が瞬時に獣神体となり、ケルベロスを喰いとめる。
玄武と朱雀も向かおうとするが、ノツゴ、オトロシ、イッタンモメンなどの巨大な魔化魍らが襲いかかり、手を離せない。
「ケルベロスだけか?」
「それだけで十分だ。貴様こそ、他のは出さないのか?」
「・・・・・・・白虎・・・・・ケルベロスを倒せとは言わない。喰いとめられるよな!!」
「あったり前だい!!」
「よし!!!あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
【KAMEN RIDER HIBIKI】−WORLD LINK− 〜WEPON〜
蒔風がWORLD LINKを発動させる
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