第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
番外編 〜辛い、喧嘩、歌唱〜
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
なるほど」
「さてお前ら。今俺のほうを見て何を思った」
「逃げろッ!(ダッ!)」
「こら待てぇ!スケープゴートとか調子のいいこと考えてんじゃねえ!!」
ダダダダダダダダダダダダダダダダ・・・・・・
蒔風を追いかけ始めたキョン、それを古泉が離れて見ている。
「キョン!古泉はいいのか!?」
「まずはお前だ!」
「ひえーーーー!!!」
「おめえらうっせえぞこらぁ!!!」
「え?」「はい?」「おや」
三人くらいのチンピラが肩を大きく振りながらやってきた。
いかにもである。
いまどきこんなチンピラもいないだろうに。
絶滅危惧種に選ばれてもいいくらい、教本通りのチンピラだった。
「あんないかにもな奴らいんのかよ」
「おそらく、涼宮さんかと。あなたがいろいろ狙われるとか言うからですよ」
「オレのせいかよ!」
蒔風と古泉が小声で話していると、チンピラ達が言ってくる。
「なにごちゃごちゃ言ってんだよ。てめぇらうるさいんだよ。ギャーギャー騒いでんじゃねえよ!!」
「ああ、それはすみませんでした。おい、戻ろうぜ」
「まてやぁ。迷惑料で有り金全部よこせやコラァ。ひっひっひっひ」
「あと、殴らせろ。イライラすんだよ・・・」
「へっ、楽しそうに笑いやがって・・・・いいよなぁ、お前ら」
「どうすんだよこの状況」
「なぁに、任せておけ・・・・すみませんねえ。こんな往来でもなんです。そこにある公園の倉庫裏でお支払いしましょう」
「分かってんじゃねえかよ・・・」
「早くこのイライラを何とかしろ・・・」
「ヘラヘラと・・・笑ってんなぁ?おい」
蒔風とチンピラ三人が見えないように倉庫裏に行く。
<ここからは音声のみでお楽しみください>
「さあて、まずいっぱつ、ブガッ!」
「あんだてめ、ゲフッ!!」
「ざっけ、ぎゃああああああああああ!!!!」
「おおおおおお!!タンマタンマ!!来んなって!!ひいいいいいいいいいいい!!」
「わかった!!もうイライラなんてねえ!!十分だ!!たすけ、てえええええええええ!!!」
「すみません!!すみません!!さっきまでの自分で十分良かったです!!だからこれ以上は、Noooooooooooooooooooooo!!!」
「どうした・・・戦え・・・・」
「オマイガーーー!!」
「神様助けてーー!!」
「くっ(ダッ)」
「にーがーさーなーいー♪(ガシッ)」
「あああああああああああああああああああ・・・・・・・・・・・・(ズルズルズル)」
-------------
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ