第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
らき☆すた 〜崩壊、させない〜
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よ!!」
「奴」の猛攻が始まった。
突き、蹴り、掴み、投げ。
さまざまな攻撃に、蒔風は全力で受けていく。
次々と受け流し、かわし、反撃に転じ、しかしその攻撃はいずれも「奴」を倒すには至らない。
「どうしたどうした!!よけてばっかで効かない攻撃してんじゃねえぞ!!」
ゴッ!バキッ!!ガッ!!
「奴」の攻撃も徐々に当たってきている。
それでも蒔風は倒れない。
この世界を守る、その想いをこの胸に宿す限り――――――
「蒔風くん!!!」
こなたたちの声援が飛ぶ。
がんばって、負けないでと。
「大丈夫だっての!!!」
「どの口が言うかぁ!!!」
ゴッ!!バシィイ!!!
「奴」の蹴りを受け、後退する蒔風。
そして言う。
「大丈夫だ!!勝ち続けてやる、お前らがそう願うがぎり!!!」
そしてそれは誓いであった。
「守ってやる!!俺がそうしたいと思うかぎり!!!!」
そして最後にささやかな願いを・・・・
「ただし!!何よりも熱く!!楽しく!!カッコよくだ!!」
「蒔風くん!!危ない!!!!」
「死ねええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!」
「へ、ジ・エンド、だ」
【raki☆suta】-WORLD LINK- 〜FINAL ATTACK〜
ゴォッ!!!バギャッ!!
「ウゴアッ?!!??」
その音と悲鳴は
蒔風でなく「奴」のものだった。
突然「奴」の体が何かに殴られたようによろめいたのだ。
「いま、戻した」
「な、にぃ!?」
「今までてめえの受けたダメージをな、俺たちが本来の力で殴りあったものとしてダメージを与える!!」
「それは・・・・!!!!」
「今まで殴った分、俺の本気で殴ったことになるってことだ」
「ご、ブァ!!ゲヒッ、ガボァッ!!アッ、グア!!ヌオ、ヌオオオオオオオオオオオオオオオオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」
ガゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴンン!!!
「奴」の体が次々と吹き飛ばされていく。
蒔風が今まで殴ってきた数だけの衝撃が、「奴」を襲う!!
もちろん蒔風もダメージは負っている。
だが、蒔風はその攻撃のほとんどを受け止めるか、かわすかをしていた。
故に、ダメージが還元されたとしても、二、三か所が痛み、さらに腕や足の皮膚がチリチリと痺れる。
それだけだった。特に問題はない。
蒔風の受けたダメージは相当ものもだっ
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