第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
らき☆すた 〜そんなある日〜
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こなたたちがとっさのことに目を閉じて顔を覆っている。
しかしその一撃でこの場を粉砕できる拳はいつまでもやってこない。
「やらせないぜ・・・・」
そんな声が聞こえると4人は目を開けて目の前の光景を目にする。
「あ、あなた・・・は?」
かがみが聞く。
来ている服は陵桜の男子の制服だ。
その男子生徒が「奴」とこなたたちの間に割り込み、その拳を受け止めている。
「へっ、気にすんな。ただの世界最強だよ」
そう、その男は答えた。
「蒔風・・・舜・・だっけ?」
「おお!覚えてくれていましたか!っとぉ!!」
ばしっ!
二人が距離を離して、「奴」が結界を展開させて4人と蒔風を閉じ込める。
「この結界・・・好きだねえ・・・・」
「いらんものを巻き込みたくなかったからな・・・それにしても貴様・・・・・どこにいた!?」
「バカ野郎が、お前が現れれば、蒔風さんはどこにでも!!」
「えっと、蒔風・・・・くん?」
「奴」と、いきなり登場した蒔風が会話を進めて行ってしまう。
置いてけぼり状態になってしまったこなただが、ここでようやく話しかけた。
「ん?えっと、泉さんだっけ?あと、高良さんと、柊さん。あと・・・」
「あ、あ、あ、あたしも、ひ、柊よ。柊 かがみ。その子の姉よ。そんなことよりあんた何よこれ!!説明しなさいよ!」
「んあー、あとでな。今は無理だな」
「なんd「か、かがみ・・・」なによ!!」
「いまは・・・・任せたほうが・・・」
「〜〜〜〜〜〜っ!わかったわよ!待つわよ!!」
「サンキューさん」
かがみとしては、現状を早く知りたいのだろう。
身の危険という恐怖もあるが、何もわからないままでいると言うのも、結構恐怖を引き起こすものだ。
それを上方を知ることで埋めようとしていたのだが、今の状態からして、その暇はないようだった。
蒔風は「奴」に向き合う。
「はぁーあ、ちくしょう。せっかくすぐに行動できたってのによー。邪魔すんなよな」
「そうそう、おまえ早かったな・・・・・なんでだ」
「この世界はただの純粋な"no Name"。解析など一瞬で済むわ」
「お前の世界も"no Name"だったんだっけか?」
「・・・そんなことはどうでもいい」
「さいですか。だけどこの世界は、いやこの世界も喰わせないぜ?」
「やるか?」
「やらいでか」
あっけなく
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