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世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
涼宮ハルヒの憂鬱 〜パーティ アンド デストロイ〜
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か?SOS団の仲間じゃないですか」

「仲間だと思うなら一人で背負ってくれ」

「(ダパダパダパダパ)」

「てめえ!!何やってんだ!!古泉!!この野郎、グッジョブとかやってんじゃねえよ!!」

「囮ごくろう」

「いえいえ。っていうかすべてあなたのせいなんですけどね」

「図りおったなあああ!!!!」


おのれ、蒔風の罠か!!


「古泉〜」

「はい?むぐっ!」

「うまいか??」


「ヒャラララララララ!!!!(ビクンビクン)」


「おい、大丈夫かよ!?古泉??古泉ーーーー!!!」




まあそんなこんなで時間は過ぎていった。
朝比奈さんは涙目になってたなぁ。可愛かったけど。


そしてオレも食べはじめた。
もちろん、普通の辛さのをな。


あんなんじゃとても食えん。
普通のをしっかりいただきましたよ。


腹が減っては戦は出来ぬとは、昔の人はよく言ったもんだ。




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「あと少しですね」

「ふぅ食ったなぁ」

「お腹いっぱいです」

「もう入らん」

「・・・・・・・」


古泉、みくる、蒔風、キョンが、まだ少し残っている鍋をみてギブアップ宣言。
長門がまだ食べられそうだが、押し付けるのは気が引けるので、誰もなにも言わない。

ちなみに古泉は蒔風に食わされた事を覚えてなかった・・・・・


「もう19時ですね。「奴」は本当に来るんですか?」

「来る、間違いなく」

「なぁ、来ない方がいいだろ?少なくとも俺はごめんこうむるね」

「まぁ、とりあえず片付けますか」

「そうだねー。片しますかー」

「・・・・・・・・」

みくると古泉が食器を手に流しに向かう。
コンロをキョンが受け持ち、蒔風がまだ少し暑いナベを持ち上げる。

そんな中、長門だけが窓の外をジッと見つめていた。

「長門・・・・・どうした」







「・・・・・・・・・・・・・・・来た」



「!!ふんっ!!!」

ガッシャァ!

長門の言葉を聞くやいなや、蒔風が掴んでいた鍋を思いっきり外に向かって投げつけた。
投げつけられた鍋はUFOのように回転しながら飛び、窓ガラスを粉々に砕く。


そして外にいるであろう標的に向かって猛烈な速度で突っ込んで・・・・

その空間に消えた。ぶつかる音も、落ちる音も聞こえない。



代わりに





「おいおい、食べ物を粗末にすんなよ」




夜の闇の中から声
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