第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
涼宮ハルヒの憂鬱 〜ワンダー ヒューマン〜
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ー、あんた凄いのね。で、それであなたはこのSOS団にどうやって貢献するの?」
「ボディーガードさ!!このSOS団は聞くところによれば世の中の不思議を探してるそうじゃないか。だけどそういうのはX-ファイルしかり未知との遭遇しかり、何かと狙われてしまうもんだ。そこで襲いかかるエージェントから俺がみんなを守るのさ!!」
「うーん・・・・じゃあ!あんたは団員じゃなくて警護官ってことでいいかしら?」
「ああ、構わないさ」
よかった、どうやら近づけたようだ。
「なあハルヒ。なんで団員じゃないんだ?」
「団員はあたしとあんた、有希にみくるちゃんに古泉君だけでいいのよ!それがあたしたちSOS団よ!」
「して団長、今日の予定は?」
「そうそう!あたしね、思ったのよ!今までいろいろやったわ!夏休みには夜空を見て宇宙人を探した。映画では未来人を主人公にしたし、超能力者も出した。でも、今まであたしたちが手を出していないジャンルがあったのよ!!!」
「一応聞くが、なんだ?それは?」
「異世界人よ!!!」
とまった。おもに蒔風が。
ビシッときたね。
キョンが面白い顔して見てる。
(いやでも、こういう話は聞いてたからいいんだけどね?いきなりこうこられると、さあ)
「お、お前は異世界人と何をしたいんだ?」
「遊ぶのよ!!異世界旅行に行ってもいいわね!!」
「お、おい待てよハルヒなんでいきなり異世界人なんだ?ホムンクルスとかでもいいじゃないか」
「バカねキョン。あたしが四月に言ったこと忘れたんじゃないの?」
キョンが、お前も今日思い出しただろうに、という顔をしている。
「あたしはね、「宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら」って言ったのよ!!でも来ないから自分で探したしいろいろやった」
「それでいいじゃねえか」
「向上心のない人間はすぐに堕落するわよ!!でね、異世界人だけ触れてないなーって思ったのよ」
「・・・・で、結局おれたちは何をやらされるんだ?」
「それはもちろん、異世界への行き方を探すのよ!」
そうして俺たちは街に出た。
なんでもこのようなものは結構起こるらしく、適当にぶらついて時間をつぶすだけの時間になるらしい。
無意味に時間を過ごし、集合し、それで今日は解散した。
それから30分後、俺たちは昨日のように公園に集合した。
「それで、うちに来んのかい?」
「ああ。そっちには長門もいるしな。家には新入部員の歓迎会でそのまま泊まるって言ってある」
「ほ、本当に大丈夫なんですか?その人が攻めてきても」
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