第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
涼宮ハルヒの憂鬱 〜ワンダー ヒューマン〜
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は復活する間もなく焼き払われ。一人残らず消滅されていく。
と、術者がいなくなったためか、それと同時に異空間も消えていた。
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「ふぅふぅ・・・・はぁ・・・・これが、「奴」の力ですか・・・・」
「古泉。大丈夫か?」
「大丈夫ですよ。しかし敵が細かい分、神人より厄介でした」
「まあ、今日はこの程度だろうよ。後は明日ってところかな」
「そういえば、蒔風はどこ住んでんだ?いざという時に知っておきたい」
「オレとしては一緒に泊まってくれたほうが楽なんだがな」
「何が悲しくて野郎で固まらなきゃならんのだ。で、どこだ?」
「駅近くのマンションだ」
「そのマンションってさ・・・・あそこか??」
「んー、そう、だね」
「な、何号室だ??」
「あん?505号室」
「そこ、朝倉が住んでた部屋だぞ。ちなみに、長門が同じマンションに住んでる」
「・・・・・・・・・・キョン!うち泊まれよ!安全だぜ!!?」
「馬鹿野郎!余計に気が滅入ったわ!!」
「なんか事件後のアパートに住んでる気分でいやじゃんかよ。それに一人はさびしい!!!」
「男に言われてもなんも思わんわ!!」
「しかし、確かにそれが合理的なのは確かです。今日はいいとして、明日からどうするのですか??」
「う・・・・」
「「奴」は寝ている間にお前をズシュッ!!とやってそれで終わりだぜ?」
「だけどハルヒにばれたら・・・」
「それは僕のほうで手をまわしておきます。緊急事態ですからね。機関も動くでしょう」
「世界云々の話を信じてくれる人たちかいのう?」
「そう言わなくても、涼宮さん関連で動いている組織は同じように彼のことも気にかけています。新参の名も知れぬ組織が早とちりして暴走したことにします」
「あっ。わたしそのままのこと報告しちゃいましたぁ。大丈夫でしょうか?」
「大丈夫ですよ、朝比奈さん。貴方の上司は・・・・多分知ってますから」
「ふえっ?キョンくん、わたしの上司を知ってるんですか?」
「ん!?いやあ。朝比奈さんの上司ならそうかなって思ったくらいですよ。ははは」
「・・・・?ちょっと待ってください。朝比奈さん、未来とは今まで通り通信できるのですか?」
「えっ?はい、できますけど・・・なにかいけなかったですかぁ??」
「いえ、そういうわけではなく。もし「奴」に世界を破壊されているとすれば、当然、未来もなし崩し的になくなります。しかし朝比奈さんは未来と交信できる。つまり「奴」はこの世界を壊せなかった、ということになりま
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