第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
涼宮ハルヒの憂鬱 〜エンター イン グループ〜
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えておくことはできるからなぁ」
ザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア・・・・・・・・・・
「ひぇっ!?」
「なんだなんだぁ!?」
「「奴」だなおそらく、この世界に残された何らかの記憶を利用してきている。ほら、あれ・・・・・」
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いきなり変わった風景。
どうやら長門が作り出す異空間と同じようなものらしい。
「キョ、キョンくぅ〜ん・・・」
朝比奈さんがオレの腕にしがみついてきている。
カマドウマの時もあったなぁ、こんなの!!
なんでこんな状況でしかこんな風にならないんだ!!
「ほら、あれ」
ひくついて動かない俺の顔だが、精神面は面白百面相になってる。
誰かに見せてやりたいぜ。
とかそんなことしてると、蒔風がなんか指さして言ってきた。
あん?なにがあれだって??
蒔風が指をさしたほうを見た。
そこにはグネグネした黒い塊が次々と現れて、しかも分裂して15個ぐらいに分かれていた。
「あれ、何だかわかる人挙手ーーー」
わかんねえよ!!!
「おかしいな、お前らのだれか、確率としてはキョンが今までに遭遇した脅威のはずだが」
俺が受けた脅威?そんなもん、ハルヒと出会ったこと以外に何がある。
あいつにかかわったせいで俺はトンデモ現象にかかわり始めたんだ。今となっては納得してるけどな。
まずあいつに話しかけて、SOS団を立ち上げ、部室を占拠し、朝比奈さんが拉致られてきて、古泉が転校してきて。
ここから一気にきたんだよな。長門にトンデモ話を聞かされ、朝比奈さんが驚きの正体を明かし、そして朝倉に・・・・・朝倉??
「おいおいおいおい・・・まさか、冗談だろ?」
分裂したグネグネがどんどん人型に近づいてくる。
わかっちまった。いまこそ自分の判断能力の高さに嫌気がさしたことはないね。
なんであんなピカソの絵よりグネグネのでわかっちまったんだよ!!
「心当たりがあんのか?」
「あれは・・・・」
「対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース」
長門、初対面の人間にいきなりそれは・・・
「なるほど、じゃあお前の同類?」
わかんのかい!
「さっき説明受けたからそりゃわかる」
おれはいまだによくわからんのだが。
「情報統合思念体が、この惑星の人類とコンタクトするためにかつて創造した端末。しかしあの個体はすでに消去されている」
「その記憶をもとに大量生産したってところかな。多分性能は能力こそ欠けてても、
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