異世界転生はもう秋田
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うが無いです 」
「 うーん。例えばRPGだと魔王を倒すのが最終的な目標ですよね 」
「 えっ? 」
「 あれっ? 」
「 そうだったんですか?私てっきり、最弱装備で裏ダンジョンをスピードランするのが目的かと思ってました 」
「 わぁお。しかもラスボス⇒隠しダンジョン⇒伝説の武器⇒ステータスカンストまでの流れを端折ってる所から考えて、この人ガチ勢だよ! 」
「 だって、強い武器があれば誰でも楽に倒せますし、隠しダンジョンはラスボス倒したら存在が明らかになるので全プレイヤーが発見できますし、やること無くなってステータスを極めにいったところで時間をかければ誰でもカンストできるますし 」
「 確かに、スピードランはプレイヤーの操作スキルが大きく関わってきますね 」
「 ええ、しかし先日SMのスピードランでギネス記録が更新されたみたいじゃないですか!...動画を見ましたが、私ではあの領域まで到達できそうもありません 」
「 まさかのSM(スーパーマリオ)の話!?ここまでの伝説の武器とかステータスとかの話は全く関係無かったよ!! 」
「 そんな時もありますよ 」
「 犯人から慰められた!?というか今回キャラが崩壊してるよ!(自分含む 」
「 まぁまぁ..落ち着いて下さい 」
「 はぁはぁ...ふぅ 」
「 はい、緑茶です。熱いので気をつけて下さいね? 」
「 ありがとう 」
僕は女神様から湯飲みを受け取り、ズズズと音を立てながらすすった。
「 雨って、落ち着くね 」
「 そうですね 」
いつもの昼下がりいつもの場所に二人で居られる幸せを、少しだけ感じていた
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