大神の試練 巴里篇1 再びシャノワールへ後編
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「さくら一応模擬戦に不都合が起きるかもしれないから対応頼むよ」
「はい」
「帝都で起きたヤフキエル事変を、巴里で企んでいる連中がいるらしいからね」
「ええ、私も彼らが、紐育か巴里で動くらしいと情報を得て、大神さん達に付いてきたんで」
「成る程ね、あんたが直哉から離れる理由は、それなのかい」
「ええ、それに後は個人的な事ですけど」
「まあいいさ、よろしく頼むよ」
「はいそれでは失礼します」
そしてさくらも、支配人室を出て行った。
「さてと、大帝国劇場に連絡しましょう」
そう言って、さくらは携帯キネマトロンを使い、大帝国劇場に連絡を始めた。
「あ、お姉ちゃん大神さん達の様子どう?」
「直哉君とりあえず紐育はクリアーしたよ」
「サニーサイドさんは、悔しがってたしね」
「アハハ、確かにサニーサイドさんは、大神さんに興味を持ってたしね」
「あ、直哉君グラン・マさんが、3日後に、模擬戦するらしいから、直哉君こっちに来て」
「え、なんでお姉ちゃん?」
直哉がさくらに聞いた。
「どうやら、奴が、この巴里にいるみたいなの、黙示録の三騎士の一人黒騎士が」
!!
「お姉ちゃんそれ本当?」
「ええ、黒騎士自身はまだ姿を現わしてないけど、フランス政府と合同で、量子甲冑を製造してるみたい」
「ま、まさかヤフキエル見たいものを?」
「ええ、その可能性が、高いわね」
「わかったよお姉ちゃん、何とかして、真双焔武を模擬戦までに、持って行くよ」
「わかったわ直哉君。お願いね」
「うん待っててお姉ちゃん」
そしてさくらは、直哉との通信を終えた。
次の日・・・
大神が、巴里華撃団の5人にグラン・マから聞かされた模擬戦についてを、伝えた。
「模擬戦ですか?大神さん」
「ああ、我々巴里華撃団は、明後日フランス政府が独自で建造された量子甲冑を、迎え撃つという形の模擬戦だ」
「隊長その勝負受けないといけないのか?」
「ああ、もし我々が、拒否した場合巴里華撃団を解散させると言って来ている」
「そ、そんな」
「横暴だよ、それ」
「ふっついに来たな」
「大神さん何とかできないんですか?」
「皆慌てるな、俺たちが模擬戦に勝てばいいことさ」
「皆絶対に勝つぞー」
「「「「「おーーー」」」」」」
果たして、巴里華撃団は模擬戦に勝てるのか?そして、さくらはこの模擬戦の背後に潜む敵を見つけることが出来るのか?」
そしてついに、運命の日を迎えた。
模擬戦当日・・・
「皆、今日は絶対に勝つぞーーー」
「「「「「おーーー」」」
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