bleach
虚 1
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己紹介でもしようか、俺は劔 山陽 知ってるとおり別の世界の物だ。…それで大凡今のこの世界の現状は聞いた。俺に何を求めてんだ?」
眼光鋭く山陽は喜助を見る。夜一から愛染や破面等のことは聞いたが、何故呼ばれたのかは聞いていなかった。
そして劔はただ愛染を倒してほしいと言われただけでは協力する気はなかった。
自身の力を借り事態を解決しても意味はない。
その点雁夜はよかったと言える。自身の力を向上させ尚且つ現状に満足しない。それは力を求める物に必要不可欠だと思っているし
自分の力だけを借りて天狗にならないためでもある。
「ええ、ご説明させていただきます。あたしたちは今のままでは愛染達との闘いが厳しくなると思ってます。」
「ですから、」
ここで一旦言葉を喜助は切った。
そして扇子を広げ口を隠し、劔に頼んだ。
『現在の護廷十三隊を見て鍛えるか否かを見てきてください』と、そして『手段は問いません』とも言った。
危険だがやるしかない。自身が感じている物をどれだけ共有できているか…喜助は喜色の笑みを浮かべながら了承した劔が消えた空を見ながら
向こうの事を思った。
「一応、総隊長にだけは伝えときましょうか…」
不安な気持ちは尋常じゃなかった。
――――――――――――――――――――――
尸魂界へ向かう途中劔は仲間たちと会話していた。
「それで今回の祭り参加するのは誰だっけ?」
(おう!此度の戦に余は参加だぞ) イスカンダルは好きだからなこういうの
(呵々!!力比べならば儂も参じるのみじゃ)
(儂もじゃな) スカサハと李もか…まぁ手加減はするようだ。
他には守鶴が出る様だ。ジャンヌ達は動物の世話と農作業
ギルはゲームに忙しいらしい。まぁあんま皆で行ってもひどい事になるだけだしな…
行く面子が決まった所で到着した。
「さぁおっぱじめるぜぇえええ!!」
俺は時空結界を張り霊圧を解放した。
―――――――――――――――――
護廷side
その襲撃は突然やって来た。
莫大な霊圧を放ち、愛染とは異なるその圧力にみな一様に警戒感を強めた。
そして山本総隊長の声の元迎撃に向かう隊士たち……だが
「木遁 樹海降誕!!!」
白銀の人物が何らかの術を使い大量の樹を発生させ相手に近づけなくなっていた。
いち早くついた【七番隊隊長 狛村】は、迫りくる樹林を切り伏せながらたどり着いた目の前の人物に問う。
「貴公の名は聞かぬ、だが何用で参ったかだけ聞こう」
その言葉に劔は首を音を鳴らしながら捻り
笑みを浮かべながら胸を親指で差す。
「成程…聞きたけ
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