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Fate/GrandOrder///OutBre;ak
終わりと始まりの境界で
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も。
あの結末を―――変えるために!
I am the bone of my sword.?
――― 体は剣で出来ている?
Steel is my body, and fire is my blood.?
血潮は鉄で、心は硝子?
I have created over a thousand blades.?
幾たびの戦場を越えて不敗?
Unknown to Death.?
ただの一度も敗走はなく?
Nor known to Life.?
ただの一度も理解されない?
Have withstood pain to create many weapons.?
彼の者は常に独り剣の丘で勝利に酔う?
Yet, those hands will never hold anything.?
故に、その生涯に意味はなく?
So as I pray, UNLIMITED BLADE WORKS.?
その体は、きっと剣で出来ていた?
―――無限の剣製。
男の歩んだ成れの果てを固有結界で具現化した【衛宮 士郎】だけの世界。
荒野の大地、そして無限に突き刺さっている剣達。
唯一、アーチャーの宝具と言えるアーチャーの歩んだ人生の結果だった。
「これは―――固有結界ですね」
男は漠然としていた。
「流石、世界を救った正義の【救世主】
これ程の世界を具現化するとは……」
「存外、この世界は未来の行く末を描いている」
アーチャー【衛宮 士郎】は突き刺さっている一本の剣を引き抜き。
「これは俺の世界だ。
だが、これは俺の歩んだ成れの果て……これは俺の行き着いた結果だ」
「結果……?」
「俺は正義の味方に成りたかった。
いや、一度は成れた」
過去の記憶、世界を人類を人間を救おうと努力していたあの時を思い出す。
「あの頃は全てを救おうとは努力した」
「全てとは貴方も大きく出ましたね」
「それ位の覚悟は合ったのさ。この身を犠牲にしてでも全てを救おうと」
―――まぁ、子供の戯言だがね。
「だが、何時しか気付いてしまった。
全てを救う事は不可能だと」
「だから、俺は手の届く範囲の人間を救える人間に成りたいと思った」
守りたい、それは真実だった。
守れるなら全てを。そんな傲慢な覚悟は無意味。
なら、俺の知る人達を護れる位、強くなりたいと。
「今なら解る、俺のやってきた事は無意味じゃなかった」
衛宮 士郎 【アーチャー】は笑顔で。
「後悔はあった。あの時もし、俺が凛の言葉を受け入れていたなら未来は変わっていたのかもしれない。
だが、それで
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