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宇宙を駆ける狩猟民族がファンタジーに現れました
第一部
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はち
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めている。

 細かい作業にこの手は大きすぎる!

 あと、爪が長すぎる!

 そこで気付く。

 気付いてしまった。

「どう見積もっても、破片の数が足りない……っ!」

 何てことだ。

 いまだ半分も修復は終わってないというのに、既に背凭れであった物は、私の両の手のひらで持てるほどにしか量がない。

「……なんでだろう」

 いまだ鳴り響くアラートを意識の外に投げ捨てて、何故か正座した姿勢の私は、ただただ、両手で顔を覆うしかなかった。
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