第五話〜事実と驚愕〜
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六課・医務室
はやての発言で混乱していた二人は落ち着きを取り戻し、再びライのことについて三人は話を始めた。
フェイト「えーと…それで、はやて。彼はどうするの?」
はやて「まずは事情を聞いてみんことにはなんとも。それに今は六課もできたばかりで忙しいし、この子にだけ構ってばっかりはおれん。シャマル。」
シャマル「はい。」
はやて「この子の体を一応詳しく調べておいて。それと、もし意識が戻ったら私に報告して。」
シャマル「分かったわ。」
はやての言葉を聞きシャマルはライの体の検査を始めた。その姿に満足しつつ残りの二人に声をかけるはやて。
はやて「なのはちゃんとフェイトちゃんはどうする?」
なのは「私はこれからヴィータちゃんと合流してにスターズとライトニングの訓練。今日はスターズの二人の新デバイスもできたからその説明もしないと。フェイトちゃんは?」
フェイト「私はもう少しここにいるよ。」
はやて「うん。じゃあ二人ともその子のことよろしくな。私はこれから聖王教会に行ってくるから。」
フェイト「うん。」
そしてなのはとはやてが医務室から退室するの見送った後、フェイトはシャマルが解析していったライの身体データに目を通し始めるのだった。
二十分後
ライの身体データの解析を終えた二人は共に険しい表情をしていた。
フェイト「…シャマル。このデータに間違いはないよね?」
シャマル「ええ。そのはずなんだけど…。」
シャマルは自分の解析結果に自身を持てず少し言いよどんでしまう。
フェイト「人為的な肉体の強化。知識の刷り込み。それにこの魔力…」
ライ「うっ……ん…」
シャマル「気が付いた?」
フェイトとシャマルがデータに集中している後ろでライは目覚めた。そのことに気付いた二人は一旦データから目を離し、ライに声をかける。
ライ「……ここ…は?」
見覚えのない風景と人物にぼうっとする頭を働かせ、最初の疑問をライは口にする。
シャマル「ここは医務室よ。」
ライ「……医務室……なんで?」
フェイト「覚えてない?あなたは魔法の直撃を受けて気を失ったんだよ?」
ライ「…魔法…直撃……!」
フェイトからの言葉を聞き記憶を探るライ。そして意識が鮮明になるにつれ全てを思い出し、顔がハッとしたものに変わる。
シャマル「思い出したみたいね。体に違和感はない?」
ライ「……僕は捕まったのか?」
シャマルからの質問には答えずにさらに質問を重ねる。それと同時に現在状況を把握しながら思考を働かせていく。
ライ(ルー達の姿が見えない。あの時…ゼストさんの体調は悪そうに見えた、けれど彼の姿がこの
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