第百五話
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?」
俺にのみ向けられた明確な殺意。久々に向けられたそれは、先のスメラギのように生易しいものではなく。やはり姿はどこにも見えることはなく、探りを入れる前に自然とその気配は消えていった。
「…………」
このゲームのプレイヤーキラーにしては、随分と濃い殺気だったとは感じたが、わざわざ追い立てるようなことはしない。わざわざ構ってやる義理も暇も、今の俺にはないのだから。そう、やらなければならないことが自分にはある。
「どうする……」
――どうやってこのユウキから貰ったチケットを使って、リズをデートに誘うか。それこそが今の自分に襲いかかっている最強の敵だった。
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