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そして水曜日
サトシは部長の目を上手くごまかし
早めに会社を退勤した後、
ヒカリに仕事を終えた連絡を入れ、
タマムシ公園に向かった。
PM19:00〜タマムシ公園にて〜
サトシ:「えぇーっと、ヒカリは、、あれだ!」
サトシは
噴水前のベンチに座っているヒカリを
見つけ、駆け寄った。
サトシ:「ヒカリー!」
ヒカリ:「、、あっサトシ!」
サトシ:「悪いな、呼び出してっ」
ヒカリ:「ううんっ大丈夫だよ!
それより、見てもらいたいものって?」
サトシ:「えーっと、、」
サトシは書庫で見つけた
資料を見せようとしたが、、
サトシ:「、、やっぱその前に、
お互い少し話そうか。」
サトシは資料の話をする前に、
お互いの今までの経緯を
話すことにした。
ヒカリ:「、、そうね!この前は
あまりゆっくり話せなかったしっ」
サトシ:「ヒカリはあの事件の時
どうしたんだ?」
ヒカリ:「えっとね、、あの時あたしは、
ジョウトのポケモンコンテストに
出場しようとしてたのっ。
ポッチャマと一緒に会場へ向かう途中、
あの変な光を見つけて、、」
サトシ:「謎の発光体か、、」
ヒカリ:「、、うん。あの爆発に
巻き込まれて、ポッチャマも
他のポケモンたちも消えちゃって、、
パニックになってママに電話して、、
それで一旦フタバタウンに帰ったの。」
サトシ:「、、、」
ヒカリ:「家に帰って、テレビを見て
初めて分かった、、全てのポケモンが
消滅したって。、、
あの時は泣いたなぁーっ、、、
泣いて、泣いて、、、」
サトシ:「、、そっか、、、」
サトシは相づちを入れつつ真剣に話を聞き、
ヒカリは話を続けた。
ヒカリ:「何とか立ち上がったけど、
そうしたらママに言われてすぐ
通信教育が始まったわ、、」
サトシやヒカリのように、
10才という歳からの教育は
通信教育で始まり、7才〜18才までの
勉学を身につけなければならない。
ヒカリ:「今も大変だけど、
あの頃も大変だった、、、
やりたくない勉強ばかりやらされて、
ママと何回もケンカして、、
私が今こっち(カントー)にいるのも、
実はママとケンカしたからなんだっ」
サトシ:「そうだったのかっ!、、、」
ヒカリ:「えぇ、、、高卒までの過程を積んで、
将来の事でママとケンカしちゃってさっ、、、」
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