第0章 原作前
再び!
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大な炎。
「きゃぁぁああああ」
悲鳴をあげて泣いているリアス様を抱き炎を避ける。すると炎が通ったところは木々や草は萌えてしまいはいとなっており、さっきまで草で緑だった地面が剥き出している。
リアス様を下ろして目の前に立ちドラゴンと向かい合う。
向こうはおそらく下級ドラゴン。下級ドラゴンだとはいえ炎はこの威力、そして最強の種族のドラゴンと対峙するのにリアス様を守りながらだと戦いにくい。
リアス様を見ると足をガクガク震えて膝をついてしまっている。抱いて逃げても追いつかれてしまう可能性が高いため逃げるのも厳しい。
どうするか思考していると、目の前に10歳くらいの少年が現れた。
「リアスちゃん、シルフィアさん大丈夫ですか?」
その少年は見たことがあるような気がします。それは確か・・・。
「・・・空?」
リアス様が空と言った。
空様と言えば・・・ミナト様とクシナ様の息子。年齢もリアス様より一つ下なだけ。目の前の少年も背丈は同じくらいですし、なによりも昔とあまり顔が変わってない。
「そうだよ。お二人共久しぶりですね」
やはりこの少年は空様のようですね。
そんなこと思ってる場合じゃない!
「空様はリアス様と一緒に早く逃げてください!」
「逃げて!」
リアス様も空様に言うがそれを無視して、ドラゴンとへ向かって行った。
その際、左腕に出した赤い籠手は・・・。
あれは確か神をも滅ぼす事の出来る神器。十三種の神滅具の一つ・・・赤龍帝の籠手。
ミナト様とクシナ様の息子さん、底が知れない。
あれをやるか、ドライグ。
『わかった。ただし制限時間は1時間だぞ?それ以上は肉体が保たない』
それだけあればあのドラゴンを倒せるさ。
小さな声でこう呟く。
「禁手化」
『Welsh Dragon Balance Breaker!!!!!!』
籠手が赤く光り出し、徐々に体全体も赤いオーラに包まれる。
俺の体はドライグのような鱗が体にある。
それはドライグの姿を模した全身鎧。
籠手にあった宝玉は体の至るところにいくつかついている。
背中にはロケットブースターのようなものがある。
つまりこの状態は禁手だ。
この状態になると身体能力が大幅に増大し、倍加も瞬時に行う事ができる。
上空に浮かび蒼いドラゴンと対峙する。
風が強く吹き荒れる。
地上はからは数メートル離れているのに砂埃が舞い上がってくるほどだ。まるで竜巻のような風。
だが、その風が嘘のように止まり静寂が訪れ、木の葉が地面に落ちる。
その瞬間、俺と蒼いドラゴンは飛び出した。
上空でお互いの拳と拳がぶつかり合う。
向こうの拳は俺の顔二個分あるのではない
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