機動戦艦ナデシコ
1307話
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人機だ。まぁ、分かりやすく言えば木星蜥蜴のバッタが巨大化したような機体だな。火星で生き残った以上、どうしたって無人機については思うところがあるかもしれないが、その辺は慣れてくれとしか言えない」
「無人機、ね。……何人かは拒否反応を覚える人もいるでしょうね」
イネスの言葉にブリッジにいる面々もそれぞれ頷く。
当然だろう。この世界では無人機=木星蜥蜴=敵という認識がある。
実際今まではその通りだったのだから、それはそれでおかしくはない。
ただ、メギロートの場合は大きさがバッタとかよりも巨大だから、違う機体として認識されるか?
いっそ、SEED世界で売られていた『めぎろーと君』をこっちの世界でも売り出してしまうのがいいかもしれないな。
「それと、メギロートというのが無人機で一番数が多いのに対して、量産型W……人造人間というか、人型の機械のような存在もいる。こっちは有人機としての主力だな。そういうのが苦手な奴は、俺達シャドウミラーとは関わりのない場所で暮らした方がいいと思う」
もっともその場合は何かトラブルが起きても関与することはしないだろうが。
その後も食料やエネルギー、住居に関しての話を進めていき、プロスペクターやエリナも最終的にはこの研究所を俺達が使う事を黙認する事になる。
……まぁ、幾ら反対しても止めようがないというのが正確なんだろうが。
それでも黙認で押さえている辺り、地球に戻った時の世間に対するポーズのようなものなのだろう。
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