暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜黒衣の創造神〜
第5巻
箒の特訓模様×織斑兄妹による真剣模擬戦
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ては今まで隠していたけど一夏達の部隊なら軽くやってしまうわ」

「それに機体制御をマニュアルではなく、全てハロによる制御によって今見ている動きを可能にさせた。ライフルで撃ちながら剣や投擲武器にて攻撃をする・・・・ブラック・シャーク隊だと必ずやる訓練の一つとされている」

機体制御のPICは本来オート制御となり、細やかな動作は難しくマニュアルにすれば機体制御を同時に意識しなくてはいけない。今やっているのは先程の応用編だから箒らにとっては、同じ動きをしろと言われても無理としか言い様がない。箒にとって難しい課題だが、常に平静で感情的にならず二つ以上の事を同時に考え続ける。

「箒はあくまで基礎編のをやってもらいたい、経験値も重要だけど高度なマニュアル制御も必要となってくる。オートもいいが、もし敵がやってきて素早く攻撃する時に必要な事だ。二人共、射撃と格闘の同時攻撃から先程見せた『シューターフロー』で円状制御飛翔(サークル・ロンド)に戻って構わんよ」

『了解しましたわ』

『実は僕らもなかなかしないんだよねー』

互いの銃弾をシールドビットで守られてから、先程の見本をまた見せてから箒にはしばらく俺らと共に猛特訓する事にした。もちろん鈴とラウラもそうだが、更識姉妹が模擬戦相手をしてもらうので何とかなった。そんで二日が経つけど、放課後になると専用機持ちである箒・鈴・ラウラとブラック・シャーク隊である俺らが日替わりで相手を変えるが箒のみ俺となっている。

「で、何でここに織斑先生がいるの?」

「放課後のみ千冬で構わんよ、何やら一夏ら部隊のみ使用出来るプランがあるらしいと聞いたのでな」

「ならば丁度良かったが、千冬に使ってもらいたい試作品がある。これは対IS用武器であるが、千冬専用ブレードとされている。一見日本刀にしか見えんが、握れば分かるさ」

「一見すると鞘付きの日本刀にしか見えん、持ってみると分かるようだが通常より重いな。IS専用ブレードより軽いが・・・・」

「ならば俺が持つ剣での模擬戦しながらその試作品を自分のモノにすればいいさ、セシリアとシャルは箒のマニュアル制御訓練を頼む」

そうして俺が持つ擬態後の剣と対決となったが、セシリアとシャルは厳しく箒を見ていた。意識を制御に集中し、アリーナ・フィールドの中心に位置するバルーンへと視線を定めていた。俺と千冬は地上でやっていたけど、鈴とラウラと更識姉妹は別アリーナにて訓練中だと中間報告で聞いている。

「箒さん、スピードが落ちていますわ。もっと集中しなさいませ」

「わ、分かった」

「筋は良いんだけど、ライフルを持った箒にとって無駄かもしれないけど一夏が必要だとすればそれをやる事だね」

「そりゃそうだ、俺が指示を出しておけば部下であるお前らからの
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