第5巻
箒の特訓模様×織斑兄妹による真剣模擬戦
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験値獲得したらライフルを独自構築するとな。やがて楯無はラウラと模擬戦で、鈴は簪と模擬戦してしていた。
「さて、準備出来た所で箒。しっかり見ていろよ、今は必要がなくとも今後にて役に立つかもしれないからな」
「分かっている・・・・いくら近距離だけを訓練したって鈴のような者とは相性が悪い事は理解している」
『それでは始めますが、応用編とはアレでしょうか?』
『アレだ、マニュアルだと不可能と言われていた事をハロで制御と共に剣とライフル同時攻撃をする事だ』
『箒さん。しっかりとご覧になって下さいませ』
俺との会話のみ箒には聞こえてないが、互いのISをケルディムとして向かい合う。違いは色のみで、武装は同じであるが動き出した二機は正面から接近しようとせずにそれぞれ右方向へと動き始めた。互いに銃口向け合ったまま、背中を壁に向けて円軌道を描いて行く。
『まずは基礎編として行くよ、セシリア』
『いつでも構いましてよ』
加速し始めてから二機は射撃を開始、円運動を続けながら不定期な加速を行いながら射撃を回避と同時に自ら射撃を返しながら減速せずにどんどん加速していく。本来なら第二世代と第三世代のISにて、機動能力が第三世代並みなのだが俺らのISに世代関係無しの完成系とされている。
PICのように肩部推進翼と任意装備出来る小型推進翼を使って姿勢制御・加速・停止の三次元的な動き、本来オート制御されているが俺らのは全てハロで制御となるのでマニュアルに近い。
『流石ケルディムをよく使うセシリアだね』
『シャルロットさんこそ、同じケルディムを使ったとしても動きに違いが見えますわね』
そういうやり取りをしていると、二人は更に射撃を激しくしていくが他の面々も模擬戦からそのまま空中見学していた。
「これは・・・・」
「箒も凄さが分かると思うが、あれは射撃と高度なマニュアル機体制御を同時に行っている。回避と命中の両方に意識を割きながらで、機体を完全に自分のモノにしてるけど本番はこれからさ。二人共・・・・アレを開始せよ」
そう指示を出すと先程まで軽いマニュアル機体制御をしていたが、ここからが俺らのISでの訓練プランでよくやらせる事だが。射撃と格闘をやりながらハロにて機体制御を任せている事で、命中と回避も全てやってくれるから射撃と格闘を同時に扱えるようにする。機体制御をハロに一任、銃と剣を同時に扱う事で更に相手を混乱させる事も可能だからだ。
「何よコレ!射撃と格闘を同時にやっている何て、こんなの見た事ないわよ!」
「我らの部隊でも不可能な事だ、射撃と格闘を同時進行させる技術など今までどこの国や軍隊でも見た事がない。これはブラック・シャーク隊のみ使えるようだな」
「ラウラちゃんの正解、これについ
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