大神の試練 巴里篇1 再びシャノワールへ前編
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紐育にいたさくらが、紫藤直哉の世界から戻った翌日。
大神の試験結果は、合格となり、現在翔鯨丸で次の目的地巴里を目指していた。
翔鯨丸内部・・・
「大神さん良かったですね、無事合格出来て?」
「ああ、良かったよエリカ君」
大神とエリカは無事一つ目の課題が終わりほっとしていた。
「大神さんエリカさん、油断しないで下さいね」
「次はグラン・マからの依頼が、3つあるんですから」
「「えっ三つも」」
「はい、そうですよ」
さくらはそう大神とエリカに伝えると、艦橋に戻った。
そして翔鯨丸は、シャノワール上空に着いた。
そこには、エリカ以外の4人の巴里華撃団の隊員がいた。
「久しぶりだな、隊長、さくら」
「グリシーヌ久しぶりだな」
「イチロー」
「コクリコ」
「へッ生きてたか」
「ロベリア」
「大神さん、さくらさん、お久しぶりです」
「花火君」
大神は巴里で再び巴里華撃団と再会を果たし、シャノワール内に入るとシーと再会したのだった。
「わーー大神さん久しぶりですね」
「シー君元気だったかい?」
「はい、私はいつでも元気ですよ」
「はは、安心したよ、じゃあ俺は、支配人室に行くよ」
「はい、大神さんまた後で会いましょう」
そして、大神、さくら、エリカの3人はグラン・マのいる支配人室に向かった。
支配人室・・・
「「「失礼します」」」
「はい、どうぞ」
「「お久しぶりです」」
「わーいグラン・マただいま」
「ちょっとエリカやめなさい」
「「・・・」」
「アハハ・・・」
「たく、ムッシュ久しぶりだね、さくらも」
「「はい」」
「では、ムッシュへの一つ目の課題を言うよ」
「はい」
「三日後に、巴里華撃団と、フランス政府が独自に作り上げた量子甲冑と模擬戦を行うので、ムッシュ巴里華撃団を率いて、模擬戦に勝利せよ!!」
「ひとつ目の課題だよ、二つ目派模擬戦後に発表するよ」
「了解です」
大神は支配人室を出て行った。
「さくら一応模擬戦に不都合が起きるかもしれないから対応頼むよ」
「はい」
「帝都で起きたヤフキエル事変を、巴里で企んでいる連中がいるらしいからね」
「ええ、私も彼らが、紐育か巴里で動くらしいと情報を得て、大神さん達に付いてきたんで」
「成る程ね、あんたが直哉から離れる理由は、それなのかい」
「ええ、それに後は個人的な事ですけど」
「まあいいさ、よろしく頼むよ」
「はいそれでは失礼します」
そしてさくらも、支配人室を出て行った。
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