再び御柱の間と最深部にて・・・
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
僕とお姉ちゃんは紫藤直哉さん達帝国華撃団と共に、御柱の間に再び来ていた。
「しかし不思議ですね、レニ」
「何が?織姫」
「皆で、協力すると、ここまで戦いの幅が変わるなんてね」
「うんそうだね、今までいた所より効率は下がるけど、安心感があるね」
「それはね、レニ誰かを、信頼してる証拠だよ」
「信頼ですかいい言葉ですね、アイリス」
「へ、やるじゃねえか、すみれ」
「当然ですわ、それに再興の援軍が居るんですから」
「紅蘭大丈夫?」
「この位平気や、さくらはんと、直哉君の受けた痛みに比べたら」
「さくらはん。いいかこの世で一番辛いのは、肉親の死や、それをあいつは、平然と直哉君とさくらはんの目の前で、した事をうちはゆるさへん」
「紅蘭・・・」
「お姉ちゃんあの頃を思い出すね」
「そうね、直哉君」
「あの頃路の僕は・・・」
回想
「大神さんこんな時にいう事じゃないんですけど、不安なんです」
「不安?」
「ええ、この部屋に来てから強くなったんですけど、武蔵の供給元であるこの部屋を潰したら、目覚めさせてはいけない物が、目覚める不安が」
「直哉君心配するな、君には守護者のさくら君が、それに俺たち帝国華撃団がいるんだから」
「そうよ、直哉君」
「大神さん、さくらお姉ちゃん・・・ありがとう」
回想終了・・・
「あの時僕は本当の意味で孤独だった、だけどそれに待ったをかけてくれたのが、お姉ちゃんを始め、帝国華撃団の皆だった」
「直哉君」
「ああ、お姉ちゃんごめんね、昔の事を思い出してたんだ」
「昔の事?」
「ああ、もしかして、皆さんの言葉を聞いてたら、裏直哉君を助ける時の事を思い出したの?」
「うんそうなんだ、お姉ちゃん」
そして僕達は武蔵での戦いを手伝いながら最深部に行くと、そこには超魔装機兵神王と、京極が居た。
フフ、ようこそ武蔵の最深部へ、そしてここが帝国華撃団の墓場となるのだ」
「京極貴様の、降魔兵器は使えないぞ。それでも俺たちと、戦うつもりか?」
「フ、たがが魔力補給装置を、潰しただけで、もう勝ったつもりか?帝国華撃団」
「見よこれが、武蔵の御蔵を守護する超魔装機兵神王だ」
京極がそう言うと、通常の倍以上の大きさの魔装機兵が姿を現わした。そして京極は、神王に乗り込み戦闘準備を整えた。
「さあ!来るがいい帝国華撃団」
「この戦いに、終止符を打つぞ京極圭吾」
「何をほざく大神一郎ーー勝つのは、私だーー」
こうして、帝国華撃団vs超魔装機兵神王(京極)との最後の戦いが始まった。
フフ、ようこそ武蔵の最深部へ、そしてここが帝国華撃団の墓場
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ