第6話 幻想郷の母
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第6話 幻想郷の母
彼方「ん…ここは……」
目の前には見知らぬ天井があり、腹に冷たくそして重い物が乗っている感触があった。暁は顔だけ起き上がり腹部を見る。そこには金髪の美少女が自分の腹を枕替わりにして涎を垂らしていた。その美少女はちなみに魔理沙だ。
彼方「おい魔理沙、起きろ朝だぞ?」
頬をペチペチと叩くが起きる気配が無い。余程、昨日は飲んだのだろう。暁は仕方なく魔理沙の頭をそっと床に置き、辺りを見渡した。すると奥の襖から包丁とまな板が出す「トントントン」という音が聞こえてくる。暁は襖を開けるとそこには霊夢が大根切っていた。
彼方「リアルジ〇リや…」
霊夢「ジブ〇?何よそれ?」
彼方「いや、こっちの話しだ。あと、おはよう」
霊夢「ん、おはよう。そろそろ朝ごはんが出来るから魔理沙を起こしてちょうだい」
彼方「わかった。おい、魔理沙起きろ!朝だぞ」
魔理沙「…日が西に傾くまで……」
彼方「それって午後じゃないか!?」
魔理沙「ん〜…うるさい…」
彼方「そうか…お前がその気なら秘技を見せてやる」
暁はそっと口を尖らせ魔理沙の顔に近づく。そして、涎を垂らしまくる魔理沙の耳に息を「フッ」と吹きかけた。
魔理沙「うわぁああああ!?!!」
当然こうなるだろう。魔理沙は顔を赤らめる。そして、涙目で暁を睨みつけ思いっきり平手打ちをしたのであった。
霊夢「貴方達何やってるの?…て、どうゆう状況?」
〜少女説明中〜
彼方「だから〜魔理沙さ〜ん許して下さいよ〜」
魔理沙「いや、美少女に息を吹きかけるのは論外だろ」
彼方「いや〜魔理沙さん見たいな美少女だとイタズラしたくなっちゃうじゃないですか〜」
魔理沙「うわっ…考えが罪って書いてある袋を被ってる連中と同じだぜ」
魔理沙「霊夢!こんな奴犯罪を犯す前に退治した方がいいぜ!?」
霊夢「魔理沙だって家の布団を涎まみれにしたじゃない?あと、犯罪を犯してるのも貴女も同じよ」
魔理沙「ぐっ…それを言われたら何も言えないぜ…」
彼方「霊夢さんはわかってらっしゃる!素晴らしい巫女様だ!」
霊夢「貴方は私にイタズラをしたらどうなるかわかってるでしょうね?」
彼方「はい…もう2度と…しません」
霊夢は笑っていた。但し、目を除いては…
霊夢「チャッチャと食事を済ませて境内を掃除しましょう」
魔理沙「おう、頑張るんだぜ」
霊夢「何言ってるの魔理沙?貴女朝ごはん食べたじゃない?」
魔理沙「え?それはどういう…」
霊夢「魔理沙はお風呂場ね、彼方さんは神社の裏側の落ち葉を掃除してちょうだい」
彼方「わかりましたぁ!」
魔理沙「だっ…だるい」
こう
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