BoB本選その三<ダイン視点>
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俺とペイルライダーを助けた後、シュピーゲル達三人は死銃を追いかけていった。
「取り合えず大丈夫か?ペイルライダー」
「ペイルで良い。・・・しかし悔しいな、貴様のようなナヨナヨした男に心配されるなど」
そう言って彼女はヘルメットを外す。すると美しい鳶色の長髪が踊り、切れ長の瞳と細面の端正な顔が露わになる。俺は今迄戦っていた相手が驚く程美人だったことに唖然とした
「・・・あまり見るな、この顔は嫌いなんだ。リアルの自分に似すぎている」
「それは俺も解るぜ、俺も最初の頃はリアルとそっくりじゃないか!と頭を抱えたものさ」
互いにフッと笑い合う。しかし彼女はすぐ表情を引き締めた。
「恐らく死銃は私とシノン、そしてもう一人誰か殺すつもりだろう。他のプレイヤーにもその事を伝えなければ、後残っているプレイヤーは何人だ?」
そう言われ端末を見る。残っている光点はあと九つ、その中にシュピーゲル達とステルベンが戦っている所へ猛スピードで近づいていく光点があった。そのプレイヤーの名は・・・<ジョニー・ブラック>
彼女は明らかに焦って見せた。”あのペイルライダー”が青ざめて
「急ぐぞ!取り返しの付かない事になる!」
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