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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
EXTRADUEL3 期待の新人ちびっ子ルーキー
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たが、距離を取ればその分時間が出来るので幾らでも対応できる。
「ふん!!」
「うわっ!?」
スバルは頭を抑えられ、力ずくで倒されてしまった。
「………」
「一直線に向かってくるだけじゃ誰だって対応できるからある程度の工夫は必要だな」
そう呟きながら離れるバルトをスバルはじっと見つめていた。
「ん?どうした?」
「………師匠!!」
「………は?」
「次お願いします師匠!!」
「いやいやちょっと待て、落ち着け」
「はい?」
不思議そうな顔でバルトを見るスバル。
(その顔はむしろ俺の方だろ………)
と内心思いながら口を開く。
「いやだから何で俺が師匠なんだ?」
「だって色々と教えてくれるし、何となく武術をお母さんから教わってるみたいだから」
「……要するに先生みたいって事か?」
「うん!!」
と元気よく返事をするが、バルトにとっては面倒な状況だった。
「俺もまだ初めて1ヶ月経ってないから初心者みたいなもんなんだが………」
「関係無いです!!」
「俺は武術の経験とかないぞ?」
「関係無いです!!」
「俺、師匠とか嫌なんだけど………」
「関係無いです!!」
「おい………」
バルトの意見は関係無い様だ。
「お願いします!!バルトさん、いえ師匠!!」
(断っても折れるまで続きそうだな………)
と感じたバルトの答えは早かった。
「分かった。何か出来るとは思えねえが勝手にしな」
「ありがとうございます師匠!!」
「おいくっつくな!!」
「あたっ!?」
抱きついてくるスバルを引き剥がし、拳骨を落としたのだった………
「何か仲良くなったみたいだね」
「………そうですね」
その後何回かバルトがアドバイスするような形でブレイブデュエルを楽しむ2人。
「ティアナも一緒にやればいいのに………」
「………今からじゃ混じりづらいから………」
「そう………」
フェイトはティアナの性格をよく分かっていた。家族ぐるみの付き合いがあるのもそうだが、中々親友と呼べるような友達が出来ないとティアナの姉、リニス・ランスターから聞いていたのだ。
(あのスバルっていう子は良いきっかけになると思ったんだけどなぁ………)
そんな事を思ってるとゲームから2人が出てきた。
「この手ならばあの2人の隙を突く事が出来るとは思うぞ」
「はい!!頑張ります!!」
と元気よく挨拶をし、イベントの方へ向かう。
「あれ?スバル、イベントに参加するの?」
「ああ。一応難しいぞとは言ったんだが、『ランスターさんと一緒にもやりたいから、欲しそうにしてたあのガンナーを取ってくる』ってな」
「えっ………?」
「お
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