【ソードアート・オンライン】編
137 哄笑の残響
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には目を∞歯には歯を∞脅威には脅威≠──アインクラッド内での因果をここで報いてやる。
「……本当に無関係>氛氓ゥな? ……まぁ、どっちにしろお前達の事はバラすさ。俺のツテ≠ノ今までの音声データを渡して少しすれば、裁判所からも逮捕状やら引っ張り出せるだろう。……ところが、だ。俺がその公園に音声データを持って行ったとしたら違う話になるよな…?」
恭二も一連の──この事件に絡んでいると半ば確信していて、どうしてもザザを引っ張り出したい俺はそう脅迫する。……出来れば後顧の憂いは──アインクラッド時代の遺物はここで処分しておきたいから。
「条件、が、ある。……音声データ、は、コピー、するな。必ず、オリジナルを、持って、来い。……あと、判っている、とは、思うが、警察には、持って、行くな。……さもなくば──」
「判った判った。……はぁ、お前は俺に条件を持ち出せる立場なのか? ……まぁいい、了解した。俺のこの了解の真贋の判断はザザに任せるよ」
そうザザへと言い残し、キリト達の居る場所へ向かった。……ザザからの殺意を孕んだ視線を背に受けながら。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
(……3人≠ゥ…)
4時55分。“咸卦法”の効果1つである加速≠フアシストを受けながら約束の5分前に【新川総合病院】から一番近い公園に着いた俺は、まだ5分前なので公園には入らず見聞色≠ノてその場から動いていない気配の数≠数える。
……どうやらザザは──新川 昌一は援軍を呼んだ様である。……俺が誘導した通りに=B
―新川 昌一、明日の明朝5時ちょうどに【新川総合病院】から最も近い公園の──そうだな、時計の前に──時計が無かったら一番大きい遊具の近く、公園の入り口から見える位置に居ろ。……あ、言っておくが別に強制じゃない──が、居なかったら、恭二君がどうにかなるかもな…?―
俺がザザに要求したのは上述の通りで、人数は問わない≠ニ云う事と──待ち伏せはご自由に≠ニ云う、言外の挑発にザザは乗った様である。
(……っと、そろそろだな)
つらつらと平行思考でこれから≠ノついて思考を重ねていると4分が経過していて、4時59分──5時の1分前になっていた。……俺もそろそろ動きだそうと、錆びの目立つ時計がある場所へと歩を進めた。
「……とりあえず、おはよう──とでも言っておこうか」
「……ふん、とっとと、音声データを、寄越せ」
10メートルくらいは有りそうな時計の柱の下に一人で@ァっている新川 昌一へと何でも無いかの体で声を掛ければ、新川 昌一はやはりと云うべきか音声データを催促する。……ここで会話ごっこ≠ノ興じれないあた
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