【ソードアート・オンライン】編
136 予選(トーナメント)
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
式名称“カゲミツG4(カラー:クリムゾンレッド)”を抜き放つ…と同時に弾道予測線に合わせてライトセイバー≠振り、俺の身体を貫かんと飛来してきた弾の全てを斬り伏せる=B
……俺と同じく──否、下手したら俺以上の超人的な反応速度を持っているキリトと共に開発した、システム外スキル>氛汞銃弾斬り=Bシノンやピーチ曰くの理論上可能だがまず試す様なやつが居ない浪漫技≠ナあるらしい。
(……今みたいに銃口が見えてるなら十分イケるハズなんだがなぁ…)
そんなこんなで幾らか銃弾を斬り落としていると、アンサツさんからの銃弾の嵐が止む。一瞬だけ撤退したかと思ったが、改めてアンサツさんの気配を探ってみれば近くの樹の後ろに──俺から見えない位置に身体を、息を潜めているのが判る。
……息を潜めてその場から動かない事から察するに、どうやら、アンサツさんはここで俺を殺す事にしたらしい。
(そもそもなんですぐに特定されたか──ああ、あれ≠ゥ)
アンサツさんの居る方向──またはアンサツさんが来たと思われる方向をアンサツさんから意識を逸らさないようにしながら目を一瞬だけ上の方向に動かせば、そんな疑問もすぐに氷解する。
先ほど目に優しいステージだな>氛氓ネんて冗談を溢した通り、このステージは緑色∴齔Fである。……しかし真っ平らな平地ではなかった様で、なだらかな勾配もあった。
アンサツさんの居る方向を見れば、緩やかな上り坂気味になっていて、地の利≠ナ云えばアンサツさんが有利だったのである。……これでアンサツさんが狙撃手だったのなら、殺気で狙撃のタイミングを感知しながらの──それなりに厳しい戦闘になっていただろう。
……今となっては仮定≠フ話でしかないが。
閑話休題。
アンサツさんは、リロードが終了した様で、何時でも銃撃出来る様にと銃口をこちらに向けてきた。
(さて戦法は決まった)
内心そうごちては腰元にマウントしてあるグレネードに手を掛ける。
「……ふんっ、ぬらばぁっ!!」
……そして、そのグレネードをアンサツさんが居る場所に思いっきり──それこそ、思わずRISE(ライズ)≠発動させるつもりで天高くブン投げる。……そんな俺のいきなりの動作にアンサツさんは驚愕したのか、銃撃を止めた。
……もの凄い勢いで上昇しているグレネード見ては俺から目を外し──空白≠作ってしまう。
(今…っ!)
一瞬の空白=B……しかし俺からしたら、その一瞬≠セけで行動を起こすのは難しくはなかった。
「疾っ!」
未だに天高く上昇していっているグレネードを見上げているアン
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ